
経済・金融・経営評論家/前金融監督庁(現金融庁)
顧問金児 昭
三田氏のお話では、スクールの卒業年次ごとに、同期会のようなものができているそうだ。勉強のための仕組みが、他部署とのコミュニケーションにも役立っているというのは、まことに素晴らしいと感じた。
ちなみに資格を取ったからといって、何らかの評価に利用するということはないという。これも大事な点で、それをやると逆に勉学意欲をそぐ場合があることにも注意しないといけない。このほか同社では、経理関係の資格にチャレンジする場合は、受験料は会社負担。三田氏が在籍していた当時、例えば米国公認会計士(USCPA)資格を取りたければ、米国への渡航費、受験料は会社が負担していたという。
こうした話を聞いて、三田氏に「花王の経理・財務パースンは幸せだと思う。私も今から花王に入社したいほどだ」と伝えた。心から率直にそう思ったのである。
経済・金融・経営評論家/前金融監督庁(現金融庁)顧問金児 昭
1936年生まれ。東京大学農学部卒業後、信越化学工業に入社。以来38年間、経理・財務部門の実務一筋。前金融監督庁(現金融庁)顧問や公認会計士試験委員などを歴任。現・日本CFO(経理・財務責任者)協会最高顧問。著書は2013年8月現在で、共著・編著・監修を含めて143冊。社交ダンス教師の資格も持つ。
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