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Accountant's magazine vol.54

-アカウンタンツマガジン-
2019年07月01日発行

経理・財務最前線

「ダイナミックな変化と進化を遂げる企業の面白さは抜群。経営の参謀役として挑戦は続く」

テルモ株式会社経理部/財務部

経理・財務最前線

知識と経験で経理マインドを養う

「医療を通じて社会に貢献する」という企業理念のもと成長を続けるテルモ株式会社。現在は160カ国を超える国に事業を展開し、連結子会社も100を数える。「2021年には、創業100周年を迎えます。今はそれに向けて様々なイベントで盛り上げているところ」と執行役員の武藤直樹氏は語る。

そんなグローバル企業の屋台骨を支えるのが経理部と財務部だ。決算担当の会計チーム、収益管理や費用管理などを行う管理チーム、税務管理を行う税務チーム、支払い関係を担うオペレーション推進チームなどのチームに分かれる。

ほか財務部にもファイナンス担当のチームと投資関係のチームが。人員は経理部40名、財務部10名といった陣容である。メンバーのうち公認会計士が7名、税理士が2名と、有資格者の採用にも積極的で、中途採用者が約4割を占める。これは近年の傾向だ。

その背景には、会社の急成長がある。売上規模は10年前の約2倍、20年前の約3倍。加えていえば会計の世界も金融ビッグバン以降、内部統制、IFRSの導入と変化が激しい。社外から高い専門性を持つ人材を迎え、この変化に対応している。

並行して、人材育成も積極的に進めている。手法の一つはローテーションだ。他の事業部門や海外子会社の経理などへ毎年10名程度が異動しているという。また、人事や情報システムなど他部門から異動してくるメンバーもいる。

「経理マインドは、知識と経験から生まれるものだと私は考えています。知識は勉強をすれば身につくものですが、それだけでは普通の“経理屋さん”。経営の参謀役にはなれません。大切なのは、知識に加えて様々な経験を積んでいくことです。例えば、売掛金が多いか少ないか、コストをどこまで減らしたらいいのか、実務に根ざした判断を可能にするのは、そうした経験です。そのために、ローテーションが必要なのです。去年は3名が海外へ赴任しました。海外で経験を積むと経理マインドが身につき、経営の参謀役ができるようになる。すると他の事業部門も欲しがり、経理に戻ってきてくれなくなることもあるのですが(笑)」

昨年、部内のOJTも刷新している。自己成長を望むトレーニーが「学びたいこと」を申告、その内容に応じてふさわしいトレーナーをつける。ポイントは自発性だ。チームをまたいでトレーナーを選んでも構わない。若手の自発性を促し、自らキャリアを積み上げていくための制度。名付けて「RISE UP」制度である。

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テルモ株式会社 経理部/財務部 執行役員 チーフアカウンティング&ファイナンシャルオフィサー(CAFO) 経理部長 財務部担当 武藤 直樹

執行役員 チーフアカウンティング&ファイナンシャルオフィサー(CAFO) 経理部長 財務部担当武藤 直樹

むとう・なおき/1986年、千葉大学法律経済学部卒業後、テルモ株式会社入社。国内営業本部管理部、甲府工場管理部などを経て、96年よりアメリカに駐在。テルモメディカル社工場経理マネージャー、プロダクト管理マネージャーなどに従事。帰国後の2006年、本社経理部課長、11年に部長。2019年4月より現職。

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