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Accountant's magazineとは

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Accountant's magazine vol.39

-アカウンタンツマガジン-
2016年12月01日発行

経理・財務最前線

「2020年、年商500億円企業に!スピードと正確性で全社目標の達成に貢献していきたい」

株式会社ミロク情報サービス経理財務グループ

経理・財務最前線

自社製品の使用感をフィードバック

税理士・会計士事務所およびその顧客先である中堅・中小企業向けの業務用ソフトウェアなどを開発・提供するミロク情報サービス。事業を通じて中堅・中小企業の総合的な経営支援を行うのが同社の使命である。

その経理財務グループは、グループ長の古田涼氏を含めた8名体制。決算業務や資金繰りなど通常の経理財務業務のほか、グループ企業を対象にした経理指導も担う。

なかには、業務用ソフトウェアを扱う会社ならではの業務も含まれている。自社製品を使用しているため、その使い勝手や仕様について開発や営業部門にフィードバックしているのだ。時には営業を通じて顧客から「ミロクの経理はどう使っているのか」との質問を受けることもある。古田氏は言う。

「こういった要望に応えることで、営業支援になればと思っています。経理財務部門がコストセンターに留まることなく、会社業績に対し直接的に貢献していきたい」

8名のうちプロパー社員は1名のみ。多くは事業会社の経理部門からの転職組だ。会計士資格を持つ者は1名と、有資格者だけを優先的に採用する環境ではないが、「会計人としての専門性はとことん突き詰めてほしい」と古田氏。同時に、会計外の知識にも目を向けてほしいとメンバーに呼びかけている。古田氏はかつて社内の「次世代リーダー養成プログラム」に選抜された。そこで身につけた企業経営全般の知識が今の業務に役立っているのだという。

「例えば、経営戦略を学んだことで、会社が今どのような環境下で意思決定をしているのか理解できました。それは経理が目にする数字を裏付けてくれる知識です。学ぶ内容は語学やIT、何でもいいのです。学ぶことで視野を広げてもらいたいと思います」

ジョブローテーションを定期的に実施しているのも、同じ狙いからだ。専門性が高まるほど業務は属人的になり、視野が狭くなりがち。また一人のメンバーに負荷が集中しやすくもなる。これを防ぐためのジョブローテーションというわけだ。

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Profile

株式会社ミロク情報サービス 経理財務グループ 経理財務グループ長 課長 古田 涼

経理財務グループ長 課長古田 涼

ふるた・りょう/2001年、慶應義塾大学商学部卒業。資格取得のための勉強期間を経て、07年にミロク情報サービス入社。財務部門に勤務した後、09年に経理部門へ異動。13年、社内の「次世代リーダー養成のための選抜型教育プログラム」を修了。16年4月より現職。

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