若き会計人の転機
三光ソフランホールディングス株式会社
経営企画室公認会計士沢 健介
公認会計士合格から就職までの経緯を教えてください。
沢公認会計士に興味を持ったのは、進学した大学・学部が資格取得を後押ししていたから。でも、試験勉強に本腰を入れたのは卒業後です。IT系の会社でアルバイトを続け、このまま正社員もありかとも考えましたが、「やはり」と一念発起。それから合格するまでの約2年は、本気で勉強しましたね。
私が合格した2005年は、公認会計士の売り手市場でした。「せっかくなら、就職先は全部自分の目で見て決めたい」と考え、大手だけでなく中小の会計事務所、一般企業まで一とおり訪問しました。その結果、「大手監査法人で経験を積めば、その後の選択肢も広がるはず」という発想に。なかでも、一番たくさん話せたのが、前職の新日本有限責任監査法人でした。対応してくれたパートナーに対し、生意気にも、「できるだけ幅広く業務を経験したい」と主張したのを覚えています。
どんな部署に配属され、どんな業務を任されましたか?
沢配属先が選べる時でしたので、「面接で話をしたパートナーの部署で働きたい」と希望を出し、国際部に配属。外資系メーカーや日系多国籍企業をメインクライアントとして、監査、JSOX支援、上場支援に取り組みました。4、5年ほど経験を積んだ後、別部署へ異動。ここでは、監査のほかに、IFRS導入や海外上場支援なども行いました。
なぜ、三光ソフランホールディングスへ転職を?
沢簡潔に言うと、楽しそうだったから。前職でも希望を尊重してもらい、楽しく働いていましたが、それ以上に魅了される何かがありました。きっかけは、公認会計士の知人を通じて、代表の高橋と会ったこと。「海外事業を始める』『新規事業を立ち上げる」など、次々と繰り出される熱弁に圧倒されました。お礼のメールを送ると、返ってきたのは「うちで一緒に頑張ろう」の一言(笑)。
そして、正式に入社の誘いをもらったのは、2度目の食事に誘われた時です。当時、コンサルティング業務に注力し始め、仕事に新鮮な面白みを感じていたタイミングだったので、最初は断ろうと思いました。先延ばしにすれば社長も見切りをつけるだろうと考え、「今の業務の区切りが、7カ月先までつかないので難しい」と連絡。すると、「じゃあ7カ月後に待っている」と。これはもう、断わる術がないなと(笑)。
最終的に決断したのは、約束の時期を目前に社長と話し、改めて面白そうな同社と彼独自のビジョンにワクワクしたから。「また監査法人で働きたいと思えば、その時に戻ればいいのでは?資格を持っているのだから」という、妻からの一言にも背中を押されました。
この記事の続きを閲覧するには、ご登録 [無料] が必要です。
三光ソフランホールディングス株式会社経営企画室公認会計士沢 健介
三光ソフランホールディングス株式会社経営企画室
前職で秘書として、主にサポート業務に従事していた私は“自らがフロントで動く仕事”を求め、約1年半前当社に転職してきました。沢は、入社当初からの直属の上司です。どんな業務においても、「こうしたらよさそう」という指南や最終的なフォローはしつつ、部下を信頼し任せてくれるスタイル。だからこそ、私たちは失敗を恐れず、思いきりチャレンジできています。最近、社長からも、「よくやっているな」と声をかけてもらえるのですが、それもすべて、沢のマネジメント力の賜物だと感じています。
沢は頼もしい上司である一方で、楽しいムードメーカーでもあります。時には、プライベートな相談も聞いてくれて、公私ともにマネジメントしてくれる存在です。また、公認会計士として、会計や経営に関する難しい話もわかりやすく説明し、知識を広げさせてくれます。部下になれて、本当に感謝。これからもついていきます。