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Accountant's magazine vol.51

-アカウンタンツマガジン-
2018年12月01日発行

経理・財務最前線

「数字の裏側にある意味を理解し、世界経済につながる仕事に誇りを。多様な人材が切磋琢磨する場所」

日産自動車株式会社経理部

経理・財務最前線

複雑化する事業にキャッチアップ

ルノー、三菱自動車とのアライアンス戦略による世界展開を加速させている日産自動車は、160以上の国や地域で商品を提供し、2017年の自動車販売台数は577万台を超えた。

同社で活躍する人材を語るにあたっても〝グローバル〞や〝ダイバーシティ〞は欠かせないキーワードだ。

経理部でも、北米、中南米、アジア、ヨーロッパなど、様々な国籍・文化的背景を持つ社員が在籍しているため、英語によるコミュニケーションが、自然と多くなる。

「もっとも、単に多国籍であるというだけではなく、公認会計士の資格を持った専門性の高い人材もいれば、まったくの別業界からの転職者もいる。人材的に見て多様性があり、非常に厚みのある組織であることが私たちの強みだと思っています」とは、経理部連結会計グループ担当部長・常原二郎氏の談。

経理部は、大きく財務会計と管理会計の2部門に分かれている。財務会計部門には連結会計グループ、親会社単体の決算を行う会計グループ、そのほかに日産グループ内における統一的な会計方針や内部統制の仕組みを指導するグループなどがある。

管理会計においては「3軸管理」の考え方がベースにある。地域別管理、機能別管理、車種別管理だ。

「地域別管理は、世界を6つの地域に分け、各地域の子会社の管理会計を行うものです。機能別管理は生産や購買といった各機能を会社横断的に管理する一方で、車種別管理は、車種それぞれについて企画開発から販売までトータルの収益を管理しています」

経理部が果たすべき使命は「経営者が事業を正しい方向に進めるために必要な情報をタイムリーにあげること」だと、常原氏は言う。

長い歴史を経るなかで日産自動車の姿がどれだけ変化しようとそこに関しては変わらない。だが、ビジネス環境が複雑化している現在、新たな課題も浮上している。

「当社がアライアンスを組んでいるルノーや三菱自動車にしても、同じグループでありながら独立性が保たれているという特殊な関係性です。これまでにない取引や契約が発生しています。そのなかで、電気自動車やコネクテッドカー、自動運転車といった新しいビジネスも続々と生まれています。それでもなお、きちんとした会計処理に基づいてタイムリーに報告できる仕組みを強化することが、喫緊の課題になっています」

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Profile

日産自動車株式会社 経理部 経理部 連結会計グループ 担当部長 常原 二郎

経理部 連結会計グループ 担当部長常原 二郎

つねはら・じろう/1988年、東京大学文学部卒業後、日産自動車株式会社に入社。入社後は、単体決算担当、税務対応担当など、一貫して経理財務畑を歩む。その間、2年間ディーラーへの出向も経験。98年、経理部連結会計グループへ異動。2016年、同グループ担当部長に就任。

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