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「東急連結グループの多様なビジネスに伴走しながら、最適な経理体制を実現する」
東急ファイナンスアンドアカウンティング株式会社
経理・財務最前線
ワイデン+ケネディ トウキョウ
ワイデン+ケネディは1982年に米国で創業。ナイキ「Just do it.」のコピーワークで知られ、コカ・コーラやフェイスブックなどの広告を手がけてきたクリエイティブ・エージェンシーである。オレゴン州ポートランドの本社に加え、ニューヨーク、ロンドン、上海など世界8都市に進出。98年に設立された東京オフィスも、ナイキジャパン、ユニクロ、アウディジャパン、イケアジャパンなどといった名だたるグローバル企業の広告クリエイティブを制作している。
同社の特徴は、非上場で投資ファンドも関与しない独立系のクリエイティブ・エージェンシーだということ。管理部門を統括するファイナンスディレクターの中里美樹氏は「私たちは日本の大手広告代理店のように、広告クリエイティブとメディアをフルパッケージで提供しているわけではありません。クリエイティブとアートワークにフォーカスし、強く刺激的な広告、キャンペーン企画をクライアントに提供しています」と語る。
管理部門はファイナンス、人事総務、ITを担当するメンバーで編成され、ファイナンスチームが経理・財務を担う。
「クリエイティブへの深い理解が求められるのは経理・財務メンバーも同じ。ワイデン+ケネディというエージェンシーの事業を理解し、どのような思いでプロジェクトが進んでいるのか、クリエイティブの流れをシェアし、理解しなければカバーできない業務だと考えています」
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ファイナンス ディレクター中里 美樹
米国ニューヨーク州立大学、同大学院で経済学を学んだ後、日本に帰国。外資系IT企業でファイナンス業務に従事するかたわら、米国公認会計士の資格を取得。オーストラリアの日系企業、日本の外資系企業でキャリアを積み、2019年10月、ワイデン+ケネディ トウキョウに入社。現在に至る。