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Accountant's magazineとは

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Accountant's magazine vol.45

-アカウンタンツマガジン-
2017年12月01日発行

経理・財務最前線

「自分の頭で考え、課題を発見する。合理的な判断と、少数精鋭のチームワークで経営をサポート」

株式会社Gunosyコーポレート本部

「グノシー」に次ぐアプリも続々登場

人工知能の技術を応用した独自のアルゴリズムにより、読む人に最適な情報を届ける情報キュレーションサービス「グノシー」「ニュースパス」などの開発・運営を手がける株式会社Gunosy。

同社の経理・財務チームは、見てのとおり少数精鋭。監査法人出身のマネージャーを含む2名が主な実務にあたり、そのほか別部署と兼務する1名が出納業務を、もう1名が2つの子会社のバックオフィス業務全般を担当するという体制だ。

社員数約120名と規模がまだ小さい分、経理・財務チームが担う業務は必然的に幅広くなる。月次決算業務、決算短信や有価証券報告書の作成業務のほか、IR資料の作成もほぼ経理・財務チーム内で完結する。「会社全体を見ながらいろいろ業務が経験できるのもやりがいの一つ」とメンバーは言う。

とはいえ伸び盛りのベンチャーであるには違いなく、いつまでも小さいままではない。創業から約2年半でマザーズ上場、今年9月には東証本則市場への市場変更を申請した。これまで収益の柱を担ってきた「グノシー」に次ぐ、新プロダクトも続々生まれている。今年に入ってからは女性向け情報アプリ「Lucra(ルクラ)」や、フリマ系アプリを横断的に検索する「Bazzary(バザリー)」などをリリースした。

こうした事業の拡大をキャッチアップするのも経理・財務チームにとっての大きな課題だ。新たに生じる会計処理などを漏らさぬよう事業部とのコミュニケーションも密にとることを意識している。CFOの伊藤光茂氏によれば「普段の連絡はメールやチャットでとることが多いですが、常に相談してもらえる関係をつくるためにも、経理メンバーはなるべく席を立って話しに行きます」。

少人数で業務を回すため効率化、システム化を進めるのは大前提だ。会社の成長と共に仕事量が増えても人を増やさず済むよう心がけてきた。それでも人手不足が否めない段階に差しかかっているのが今。やはり目下の課題は採用、ということになる。既存メンバー同様、経営者の右腕となって日々のオペレーションを支えてくれる人材、連結決算の経験者など、数人を補強する方針だ。

「様々な業務を経験してみたい人、自分の頭で考えられる人が向いていると思います。何しろ新しいことが日々起こる会社ですから、経験したことがないこと、誰も答えを教えてくれないことを楽しんでできる人がいいですね」

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