社会課題解決型事業かつ高成長・高収益型ビジネスモデルに共感
自走型組織を育て、時価総額の最大化を目指す
姉2人が医学の道に進んだこともあり、私も大学受験では医学部を志望しました。しかし、かなわずに東京大学の法学部へ進学。ふと思い立って会計の勉強を始めてみたところ、これが非常に面白かった。キャリアの広がりも踏まえ「会計のプロフェッショナルを目指そう!」と、公認会計士資格取得に向けて取り組み始めました。独学でチャレンジし、在学中に合格。大手監査法人に入所しました。入所後は、バリュエーションに携わる機会が多かったことからM&Aに興味を持ち、アドバイザリー業務の道へ。そこで接点が増えたのが投資銀行です。会計デューデリジェンスの支援をするうち、この分野でよりダイレクトにと考え、モルガン・スタンレーに移ります。そして、トップを目指してニューヨーク本社へ。仕事をどんどん振ってもらえるようになり、自信も得たのですが……ネイティブスピーカーではないという言葉の壁もあった。また、グローバルでは自分と同程度の人間がゴロゴロいることも痛感しました。そして帰国後、あらためて海外のファンドビジネスを中心に転職活動をスタートすることに。いくつかのファンドから内定を得て迷っていたタイミングで、アンビスホールディングスから連絡をいただいたんです。事業会社には“1ミリ”も興味がなかったのですが。