事務所探訪
エヌエムシイ税理士法人
東京事務所・いわき事務所で700社を超える顧客を持つエヌエムシイ税理士法人。「税金に関するストレスから解放し、オーナー社長をハッピーにする」が同社のミッションだ。代表者の佐藤修一氏によると、これは創立者である野本明伯氏の思いが原点にあるという。
「創立者は税理士であると同時に、会計事務所に特化したコンサルティング会社のオーナー社長でもありました。オーナー社長が抱える数えきれないほどのストレスから、せめて税金のストレスだけは解放して差し上げたいと考えておりました」
税理士事務所として創立してから45年。オーナー社長視点で税務メリットを提供し続けた知見が「プレミアム会計®」というパッケージサービスに結実。元国税調査官の税理士が税務調査に備え、会社・社長個人・その家族のことまで考えて"顕微鏡的"な短期対策にとどまらず、"望遠鏡的"な中長期対策も提供している。
「当社の特徴の一つが、元国税調査官の税理士チームを揃えていること。お客さまに税務調査が入ったら、彼らが事前に模擬調査を行い、調査手法を知り尽くした元国税調査官の視点で税務リスクをあぶり出します。また、上場企業と違い、オーナー会社は社長個人の税金対策、家族の税金対策への視点も欠かせません。オーナー社長が頭を悩ませる税金ストレスから解放し、会社経営に集中していただける環境をご提供していきます」
他の税理士事務所と一線を画すのは、オーナー企業に特化した顧客ターゲティングだけではない。企業への訪問は行わず、事務所で専門家を複数揃えて税務相談にあたる。これも、プロフェッショナルなサービスを総合的に提供したいという思いからだ。
「お客さまの会社を巡回するサービスでは、何か疑問が発生しても『いったん持ち帰って税理士に相談してから連絡します』とスタッフが答えざるを得ない局面もあるでしょう。当社にお越しいただくことで、同席した税理士がその場でお答えすることができます。承継問題があったら、資産税担当の税理士がすぐに対応。相談の内容は議事録にまとめ、Webをとおしてすぐにお客さまに届けます」
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エヌエムシイ税理士法人佐藤 修一
1986年、大学院修士課程修了。88年、野本会計事務所(現エヌエムシイ税理士法人)入所。2000年、税理士登録。02年、東京事務所所長就任。15年、代表に就任。エヌエムシイ税理士法人の設立・立ち上げを担当。30年以上にわたり、中小企業に対して経理事務の合理化や節税対策のアドバイスを行っている。