
駒澤大学経営学部 教授
博士(プロフェッショナル会計学)田中 智徳
尊敬してやまない八田進二先生の“後釜”として、このコーナーを担当させていただくことになった。会計界の重鎮と、知識も経験も実績も比べようもないのだが、当の先生のご指名でもあり、受けさせてもらうことにした。
私は現在、駒澤大学経営学部教授として、会計学を教えている。専門は会計監査、不正リスク対応など。そうした研究領域を中心に、読者の皆さまにとって、「そういう見方もあるのか」という考え方のヒントになるような話ができれば、幸いである。
今回は初回でもあり、自己紹介も兼ねて、八田先生とのエピソード、教育者としての思いを述べてみたい。
先生が青山学院大学に着任されたのは、私が同大学経営学部3年の時だった。2年生の秋には、3年から所属するゼミの募集がある。公認会計士資格の取得を考えていた私は、試験に強いと評判のゼミを希望するが不合格。仕方なく、年明けの二次募集に臨むことになったのだが、そのリストに載っていたのが、前回の時にはなかった先生のお名前だった。
紹介文を読むと、結構“厳しそうな雰囲気”が漂っている。「楽しくやりましょう」という先生もいるなか、せっかく大学でゼミに入るのだから、と私は八田ゼミを選ぶことにした。
こうした経緯で、2001年4月、当時は髭面だった先生と初めて対面し、その「ゼミ1期生」となり、その後も一貫して先生のご指導を受けてきている。まさに運命に導かれたというしかない。もし、すんなり最初のゼミに受かっていたら、今の私はなかった。
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駒澤大学経営学部 教授博士(プロフェッショナル会計学)田中 智徳
青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科博士後期課程修了。博士(プロフェッショナル会計学・青山学院大学)。中部大学経営情報学部を経て、2022年4月、駒澤大学経営学部准教授。26年4月、教授。現在、日本監査研究学会理事、日本ガバナンス研究学会理事、財務省財務専門官・一般基礎研修講師、財務省国際財務理論研修講師、一般社団法人日本内部監査協会内部監査基準改訂委員会委員。
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