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Accountant's magazineとは

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Accountant's magazine vol.7

-アカウンタンツマガジン-
2011年08月01日発行

会計業界の起業人

「パートナーシップによる会計人の専門家集団。「自立と共生」を旗印にさらなる進化を目指す」

四谷パートナーズ会計事務所
代表パートナー窪川 秀一

海外放浪の旅をきっかけに公認会計士の資格取得を決意

ソフトバンクの監査役に就任したのは、1989年のこと。以降、デジタルアーツ、カスミ、テイクアンドギヴ・ニーズ、共立印刷、ぱど、といった錚々たる企業の監査役を務めているのが、四谷パートナーズ会計事務所の窪川氏だ。

公認会計士第二次試験に合格したのは76年、23歳の時。資格取得を目指したのは、意外な理由だった。
「高校時代から、海外に憧れていましてね。大学1年を終えると、半年ほどニューヨークの日本レストランでアルバイト生活を体験しました」

異国の地で一人。その経験は、何をしても生きていけるという自信につながったという。
「それから、さらに半年間。ロンドンを拠点にヨーロッパ放浪の旅を楽しんで帰国すると、かつての同級生は3年生になっている。そしてゼミの説明会で、経済誌を小脇に抱えた彼らが説明し始めたのを見て、『このまま大学を卒業して就職しても、彼らの後輩で終わるんだろうな』と思ったのです」

この時、頭の中に浮かんだのが、何か専門知識を身に付けて、プロフェッショナルになることだった。
「子供の頃から計算は得意でしたからね。会計士かな、と。それで専門学校に入ると偶然にも、中学・高校時代の友人二人と再会。三人で勉強合宿をしたり、飲みに行ったりして、一緒にスランプを乗り切りました」

その甲斐あって、第二次試験には三人そろって合格。窪川氏は、監査法人中央会計事務所に入所した。
「この監査法人は、上場支援や業績評価システム構築などの経営コンサルティングを行う子会社を持っていましてね。3年間の監査実務を経て第三次試験に合格すると、監査とコンサルティングの仕事を兼務することになったのです。ところが、コンサルティングに行くと『こんなことも知らないのか』と揶揄されることもしばしば。コンサルティング業務に対応するための知識を得ようと必死で勉強しました」

だが、それから4年後。再び監査業務に専念するようになると、窪川氏の心に変化が起きた。

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Profile

四谷パートナーズ会計事務所 代表パートナー 窪川 秀一

四谷パートナーズ会計事務所代表パートナー窪川 秀一

1953年2月20日
東京都生まれ
1976年3月
慶應義塾大学経済学部卒業
1976年10月
公認会計士二次試験合格
監査法人中央会計事務所入所
1980年8月
公認会計士登録
1986年7月
窪川公認会計士事務所開業
2000年1月
窪川パートナー会計事務所に名称変更
2004年12月
ボンド大学大学院経営修士(MBA)課程修了
2011年1月
四谷パートナーズ会計事務所に名称変更

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