
経済・金融・経営評論家/前金融監督庁(現金融庁)
顧問金児 昭
人材育成に対する熱意の高さは特に印象的だった。IBMでは今年から、経理・財務全体の目標として、全社員が年間40時間以上の教育にコミットすることを掲げた。日本の公認会計士やCMA(米国公認管理会計士)資格の取得のみならず、読書や自習、自主的研究も教育には含まれる。「自分への教育に投資する。その気持ちを大事にし、評価したい」とジョンソン氏は言う。
「部下が過度のプレッシャーを感じないように、マネジメントすることが大事。そうすれば、ダイジョウブ」。決してなめらかではないが、ていねいな日本語に、経営者としての真心がこもっている。「知らないうちに、気持ちよく働かされてしまう上司」。そんな表現がぴったりな21世紀型CFOである。
経済・金融・経営評論家/前金融監督庁(現金融庁)顧問金児 昭
1936年生まれ。東京大学農学部卒業後、信越化学工業に入社。以来38年間、経理・財務部門の実務一筋。前金融監督庁(現金融庁)顧問や公認会計士試験委員などを歴任。現・日本CFO(経理・財務責任者)協会最高顧問。著書は2012年5月現在で、共著・編著・監修を含めて131冊。社交ダンス教師の資格も持つ。