監査法人の未来を担うエースたち
EY新日本有限責任監査法人
第3事業部 マネージャー中村 友美
合格後は、様々な企業の監査にかかわった。現在は電子部品系のメーカーと、海外アパレル企業の2社の監査がメインの担当だ。また、当初からグローバルに強い会計士になりたいという思いがある中村氏。「業務を通じて英語を学べる案件」にも積極的に取り組んでいる。
「以前は、海外駐在をするのが手っ取り早いのでは、と考えていた時期もあります。しかし、今は別段海外駐在にこだわっていません。なぜなら日本にいても英語を使う業務は多いからです。もともと英語が得意ではなかったのですが、上司との面談で『グローバルな会計士になりたい、そのために英語力を身につけたい』と伝えたところ、英語で資料をつくり、英語でクライアントと議論する案件を振ってもらえました。上司の期待に応えなくてはと、現在も必死になって勉強しているところです」
19年にスタッフからシニアに昇格し、22年からはマネージャーの立場にある。昇格に伴い、仕事への向き合い方も変わってきた。特に大きな変化は、マネジメント層と議論する機会が増えたことだという。
「世界情勢を含め、会計以外の様々な知識が要求されるので、インプットを増やすことが目下の課題です。会計士という仕事の見え方も変わりました。経営者ディスカッションともなると、経営者と監査法人のパートナーが、会社の未来を考えて事業をどうよくしていくか、投資家からどう見られるべきかといった視点で議論している。日本経済が回る様を目の当たりにしているようです。会計士とは、自分が学んだことを、日本経済の発展のために還元できる仕事なんだなと実感します」
入所して今年で8年。「監査業務はルーティンワーク、だからすぐ飽きる」という意見を時折耳にするが、中村氏は「監査はクリエイティブ、だから飽きない」と語る。
「最初は決められた手順どおりに監査をこなすので精一杯。でも続けるうちに〝調書のつくり方に正解はない〟と考えるようになりました。立証目的を達成するために、何をどう立証するのか、どんな手続きを組み立てるのかなどを考える作業が面白い。その気づきがなく、与えられた仕事をこなすままだと、監査が同じことの繰り返しに見えるのかもしれませんね。なにより会社は生き物です。会社が毎年変化しているのに、監査が毎年同じでいいはずがありません」
EY新日本有限責任監査法人第3事業部 マネージャー中村 友美
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