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Accountant's magazine vol.73

-アカウンタンツマガジン-
2024年04月01日発行

監査法人の未来を担うエースたち

「事業会社で働いた経験は、監査の現場で生きている。IPO監査を究めるという、新たな目標に向け全力疾走」

有限責任監査法人トーマツ
監査・保証事業本部 IPO監査専門チーム(東京)草場 麻美子

年齢のハンデなし。前職の経験生かして顧客の課題を把握

晴れて会計士試験に合格した草場氏。会計知識をアパレル業界に生かすという意味では、税理士法人やコンサル会社への就職も選択肢にあったという。

「ただ、会計士として仕事をするからには、会計士にしかできない監査の仕事を経験したい。だったらまずは監査法人に入所するべきと思いました。なかでもトーマツを選んだのは、尊敬できる素敵な先輩が多く、話していてワクワクしたから。自分の直感を信じたんです」

入所当時、草場氏は32歳。会計士としてキャリアを積み上げていくにあたり、不安要素はなかったのだろうか。

「確かに就職活動を始めた当初は不安がありました。試験合格者の平均年齢は25歳前後、在学中に受かっている人もいます。そのなかで年齢的なビハインドはないのか、前職での経験は本当に生きるのだろうかと。ただ監査法人への就職活動中に不安を打ち明けると『そんなことないよ』と言ってくださる方が多かったんです。むしろアパレル出身で『アパレル企業の監査がしたい』という意思がはっきりしている私を面白がってくれる人ばかり。非常にポジティブな手応えを得て、就職活動を終えることができました」

2020年にトーマツに入所すると、アパレル企業を含む上場企業数社の監査にあたり、経験を積んだ。就職活動中に公表されていたクライアントのなかにアパレル企業があるのを発見、早くから「担当したい」とアピールしていたという。

「同じ企業の希望者は複数人いたようです。私を選んでいただけたのは、前職がアパレル企業であることがクライアントとのコミュニケーションで有利に働くだろうという判断があったのだと思います。実際、アパレル経験が生きる場面は多々あります。どんなビジネスモデルなのか、この時期にどんなイベントがあるのかなど、販売現場、本社の両方の目線でわかるので、クライアントとコミュニケーションが取りやすい。関与するようになってから、先方と打ち解けるまで早かったと思います」

Profile

有限責任監査法人トーマツ 監査・保証事業本部 IPO監査専門チーム(東京) 草場 麻美子

有限責任監査法人トーマツ監査・保証事業本部 IPO監査専門チーム(東京)草場 麻美子

1987年5月4日
札幌市中央区生まれ
2011年3月
東洋大学経営学部卒業
2011年4月
精密機器メーカー(経理部)入社
2012年8月
アパレル企業入社
2019年11月
公認会計士試験合格
2020年1月
有限責任監査法人トーマツ入所
2022月7月
公認会計士登録
2022月9月
シニアスタッフ昇格
2023年1月
IPO監査専門チーム(東京)所属

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