監査法人の未来を担うエースたち
有限責任監査法人トーマツ
監査・保証事業本部 IPO監査専門チーム(東京)草場 麻美子
晴れて会計士試験に合格した草場氏。会計知識をアパレル業界に生かすという意味では、税理士法人やコンサル会社への就職も選択肢にあったという。
「ただ、会計士として仕事をするからには、会計士にしかできない監査の仕事を経験したい。だったらまずは監査法人に入所するべきと思いました。なかでもトーマツを選んだのは、尊敬できる素敵な先輩が多く、話していてワクワクしたから。自分の直感を信じたんです」
入所当時、草場氏は32歳。会計士としてキャリアを積み上げていくにあたり、不安要素はなかったのだろうか。
「確かに就職活動を始めた当初は不安がありました。試験合格者の平均年齢は25歳前後、在学中に受かっている人もいます。そのなかで年齢的なビハインドはないのか、前職での経験は本当に生きるのだろうかと。ただ監査法人への就職活動中に不安を打ち明けると『そんなことないよ』と言ってくださる方が多かったんです。むしろアパレル出身で『アパレル企業の監査がしたい』という意思がはっきりしている私を面白がってくれる人ばかり。非常にポジティブな手応えを得て、就職活動を終えることができました」
2020年にトーマツに入所すると、アパレル企業を含む上場企業数社の監査にあたり、経験を積んだ。就職活動中に公表されていたクライアントのなかにアパレル企業があるのを発見、早くから「担当したい」とアピールしていたという。
「同じ企業の希望者は複数人いたようです。私を選んでいただけたのは、前職がアパレル企業であることがクライアントとのコミュニケーションで有利に働くだろうという判断があったのだと思います。実際、アパレル経験が生きる場面は多々あります。どんなビジネスモデルなのか、この時期にどんなイベントがあるのかなど、販売現場、本社の両方の目線でわかるので、クライアントとコミュニケーションが取りやすい。関与するようになってから、先方と打ち解けるまで早かったと思います」
有限責任監査法人トーマツ監査・保証事業本部 IPO監査専門チーム(東京)草場 麻美子