監査法人の未来を担うエースたち
PwC Japan有限責任監査法人
テクノロジー・エンターテインメント アシュアランス部/マネージャー大橋 優駿
大橋氏は現在31歳。この先のキャリアも監査法人を舞台に歩みたいと考えている。
「次の目標は、監査の現場に身を置きつつ、パートナーになることです。まだ先の話ですが、10年後、20年後に入所してくる若い会計人たちが胸を張って『自分はPwCで働いているんだ』と言えるような法人運営に関与していきたい。監査という業務を狭く捉えると、定型的な〝繰り返し〟の作業が多く、退屈に感じる人がいるかもしれません。しかし、お客さまが置かれている環境は決して毎年同じではないですし、仮に同じ作業でも『もっと効率的にできないか』など、工夫の余地はいくらでもあります。そもそも繰り返しの作業ほどデジタル化の恩恵は受けやすいはず。これからの会計士には、特殊な事象への対応やお客さまとのディスカッションなど、人間にしか生み出せない付加価値がさらに求められるでしょう。監査のあり方は変わりつつあると思います」
同期のなかには、事業会社への転職や起業の道を選んだ会計士も少なくない。
「そうですね。ただ、監査法人の中で活躍する人間と、監査法人の外で活躍する人間の違いは大きなものではないと思っています。私自身は、今も会計が楽しいですし、監査という業務を通じてお客さまと信頼関係を築いていくことにやりがいを感じている。私が監査法人で働き続けたい一番の理由です」
最後に、若い会計人へのメッセージを求めた。 監査法人でよいキャリアを歩むには?
「多くの会計士は、私と同じように、まずは会計監査に興味を持って入所してくるのではないでしょうか。それでも、同じ監査業務を粛々と続けているだけでは早々に飽きがきてしまい、その先20年、30年の社会人生活を楽しめないと思います。しかし、監査法人内を見渡してみると、様々な部署、様々なプロジェクトがあり、多様なプロフェッショナルが動いています。私がおすすめしたいのは、普段からアンテナを立てておき、『自分はこんな働き方がしたい。こんな業務が楽しい』と思えるものを、入所後早い段階でキャッチすること。それができれば、監査法人でのキャリアを完走できるのではないかと。私のキャリアはまだやっと半分に達したばかりですが(笑)、そう思っています」
PwC Japan有限責任監査法人テクノロジー・エンターテインメント アシュアランス部/マネージャー大橋 優駿