監査法人の未来を担うエースたち
PwC Japan有限責任監査法人
テクノロジー・エンターテインメント アシュアランス部/マネージャー大橋 優駿
2度目にキャリアが動いたのは、海外出向の念願が叶った時。そのチャンスは入所7年目に巡ってきた。
「出向希望は早くから出していましたし、英語学習もコツコツ進めていたんです。2019年には2週間ほど、フィリピンでの語学学習プログラムに送り出してもらいました。実務においても、海外のチームとのやり取りは英語で。英語に触れる機会には恵まれていたと思います」
出向先はシカゴ。日本に親会社を持つ子会社の監査が業務の中心だった。
「米国で学んだ大きなことは、やはり文化の違いですね。例えば働き方です。米国人スタッフにとっては家族との時間がファーストプライオリティ。仮に仕事が終わってなくても帰宅して家族と食事をするのが当たり前です。それでも夜遅くや週末に働いて巻き返すところはプロフェッショナルなのですが、クライアントの期待値とズレが生じるのはまずい。となると、作業の指示の仕方も日本とは変わります。日本なら『今日明日はこれをするように』と細かく指示を出すところ。しかし、米国では『今週はいつまでにこれとこれをお願いします』などと、最低限クリアしてほしい部分を具体化しつつ、自由度が大きい指示をするようにしました」
米国駐在時にも成功体験を積んだ。クライアントが非定型的な取引をした際、IFRS特有の処理に見落としが発生した。しかし大橋氏がそれを早期に発見、事なきを得た。
「私が普段からやっているのは単純なことです。よくわからない取引、経験のない取引をする時は、PwC職員がアクセスできる会計基準の解説サイトを読み込むこと。要は、初心に立ち返る機会を持つ、ということですね。この案件は金額が大きなものでしたから、クライアントからも、PwC内からも『よくやった』と高く評価してもらいました」
PwC Japan有限責任監査法人テクノロジー・エンターテインメント アシュアランス部/マネージャー大橋 優駿