The CFO –ニッポンの最高財務責任者たち-
株式会社ローカルワークス
取締役CFO リフォマ事業部長塩津 友輝
ローカルワークスへの入社は、転職サイトを通じ、清水勇介社長から直々のオファーを受けたのがきっかけだ。
「企業、特にベンチャーにとっては、“社長が命”です。清水は目先の利益だとかではなく、『建設業界をこう変えていきたいのだ』という理想を語ります。そこに至るロードマップを理解するのには、今でも骨が折れますが(笑)、彼の中に確固たるものがあるのは確か。トップの目指すものに向かって一体となれる会社をつくりたい、という僕の思いを実現するのに、理想的な場所だと感じました」
入社しておよそ半年。「ずっと前からそこにいたように、気がついたらすっと馴染んでいた」とは、人事・広報を担当する坂下彩花氏の評価だ。
「事業計画を立案したり、お金まわりのことを考えたりといったCFOとしての仕事もやりますが、現実にはコンサル時代と同様、チームづくりに大きな力を割いています。トップの構想を実現するCOO的な役回りの、ちょっと変わった会計士かもしれません」
続けて、「“加点式”による組織活性化のやり方は、以前と変わりません。ただし、ベンチャーの場合は、新たな商品の設計も視野に入れたマネジメントが求められます。そのぶん難易度が上がったのは確かですね」と話す。
現在、取締役CFOのほか、同社の主力事業である施主と工務店をマッチングする「リフォマ事業」の部長職も務めている。
「当社がもう1つ力を入れているのが、工務店の資金繰りなどをサポートする『ペインメント事業』。こちらの育成を図りながら、セクショナリズムに陥ることなく、両事業をどうつなげてシナジーを生み出していくか、日々試行錯誤しているところです」
ビジネスを進めるうえでの会計士のメリットを、塩津氏は「監査法人時代に培ったビジネスの理解、数字、データの活用といったスキルは、人に動いてもらうための欠かせないツール。加えて“士”の資格を得たことで、いろんな人に会えるし、人生を5年はジャンプしていると思います」と語る。
「個として輝きたいのか、チームを輝かやせたいのか。僕は後者の道を選びました。今の仕事に何か迷ったりしたら、一度そうした切り口から自分を見つめ直してみてはいかがでしょう。進むべき道が、少し整理できるかもしれません」
株式会社ローカルワークス取締役CFO リフォマ事業部長塩津 友輝