新天地から
新日本製鐵株式会社
財務部 決算グループリーダー池田 悟
99年から2001年にかけての2年間は、会社の制度を利用して海外留学へ。ロンドンビジネススクールで1年間学んだ後、2年目はニューヨークに移り、米国公認会計士(USCPA)を取得。会社の計らいもあり、トレイニーとしてモルガン・スタンレーで働きながら、金融ビジネスを学ぶ機会にも恵まれた。
この留学で会計に加えて金融関係の知識も培った池田氏は、以降、様々な大型案件で手腕を発揮する。海外企業のM&Aに携わったり、日本で初めて種類株式制度を活用して上場関連会社の再建スキームを立案・実行したり。さらには、3000億円の優先出資証券のスキームを検討してメガバンク3行からの資金調達を成功させたりと、そのどれもが時代の最先端をいく仕事だった。
「多様な仕事を経験しましたが、すべてが必ず次の仕事につながっている。会計以外のプロフェッショナルとかかわり合いながら、企業の意志決定に直接携わる醍醐味を味わえるのは、会計の知識を生かせる企業に勤めるという道を選んだからこそだと感じます」と、満足げな表情を見せる池田氏は、07年から入社時の古巣でもある決算グループに復帰。また、折しも今はIFRS(国際会計基準)の適用に伴い、池田氏が企業会計審議会の幹事を務めた際に制定された、日本の会計制度が大きく見直されている時期でもある。これについても「実際に使う企業の声が十分に反映されるよう、外部に向けてもしっかり意見発信していきます」と意気込みを見せる。
企業内会計士のトップランナーは、これからも時代を全速力で駆け抜けていくに違いない。
新日本製鐵株式会社財務部 決算グループリーダー池田 悟
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