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「進化を続けるベトナムに対応。"成長の先"を見据えたI-GLOCALグループの挑戦」
I-GLOCALグループ 会長 蕪木 優典
I-GLOCALグループ マネージングパートナー チャン・グエン・チュン
特別対談企画
Hotta Liesenberg Saito LLPマネージング・パートナー 米国公認会計士齋藤 俊輔
株式会社AGSコンサルティング代表取締役社長 公認会計士・税理士廣渡 嘉秀
ーーでは、新会社ASTHOMの将来展望をお聞かせください。
齋藤歴史上、日本企業のグローバル化は製造業が先行しました。そして今、テクノロジーの進展により、サービス業のグローバル化が可能な段階に。先ほど「ビジネスは米国で、プロセスはインドで、会計スペシャリストの調達は各国で、窓口は日本で」と申し上げたのがよい例です。こうしたグローバルなアライアンスネットワークを生かし、日本企業が海外進出する際のハードルを下げることが私たちの使命といえます。
廣渡製造業の海外進出は、日本企業がグローバル化するにあたっての“第一幕”だったのだと思います。その段階の日本企業に寄り添い支えようとしたのが、米国に事務所を開設した当時のHLSだったのでしょう。
これから始まるのは第二幕です。そして、製造業以外の日本企業がグローバル化するのに合わせて、それをサポートする会計事務所も第二幕にふさわしい取り組みが必要になるはず。ASTHOMを、そのようなニーズに貢献できるアライアンスネットワークとして育てることが、目下の課題だと思っています。
ーー最後に、本誌の読者である会計人、企業経営者に向けてメッセージをお願いします。
廣渡特に若手の会計士が、これからの時代に活躍しようと思うのなら、視野を広げ、多様性を受け入れる経験が不可欠だと思います。そのためには、ASTHOMのようなグローバルなアライアンスネットワーク、あるいはAGS、HLSのような価値観を持った事務所で働くことに目を向けてみるのも一つの選択肢ではないでしょうか。
職業会計人のキャリアは様々です。監査や税務に専門性を置いて活躍する方もいることでしょう。そこに「海外進出する日本企業をサポートする」という新たな活躍の場が生まれるのです。これからのASTHOMに、ぜひ注目してください。
齋藤繰り返しになりますが、ASTHOMの使命とは、最終的には“日本経済の発展”に貢献することです。日本経済の発展には、日本企業の海外進出がマストのはず。日本が誇る優れた技術、製品、サービスを武器に海外市場に輸出しないといけない。その時に我々が果たすべき役割が、日本と世界をシームレスにつなぐ、会計アドバイザリー業務のインフラを整えること。ジャパニーズ・クオリティのアカウンティングサービスを日本語で提供し、日本企業が海外とのギャップに悩まされることなく、事業に専念できる環境を整えていきたい。当然ながら、そのためにはAGSとHLSだけではリソースが不足しています。海外進出を目指す企業、企業を支える会計事務所、そんな事務所で働きたいと願う会計人など、多くの人たちの力を総動員する必要があるのです。ぜひ、我々ASTHOMの仲間になっていただきたい。そう願っています。
Hotta Liesenberg Saito LLP マネージング・パートナー 米国公認会計士 齋藤 俊輔
1987年、南カリフォルニア大学卒業後、デロイトでの勤務を経て、92年にHLSに入所。多国籍企業の監査やレビューを数多く担当する一方、監査や税務といった会計事務所における伝統的サービスのみにこだわらず、業務監査や組織再編、買収などにかかわるビジネスアドバイザリー・サービスを幅広く提供。
株式会社AGSコンサルティング 代表取締役社長 公認会計士・税理士 廣渡 嘉秀
1990年、早稲田大学商学部卒業後、センチュリー監査法人(現EY 新日本有限責任監査法人)入所。国際部(ピートマーウィック)に所属。94年、株式会社AGSコンサルティング入社。2004年、同社代表取締役専務に就任。08年、同社代表取締役社長およびAGS税理士法人代表理事に就任。