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「「凡事徹底」の姿勢を貫きつつ急成長を"先手"で支え、新しい経理のかたちを築く」
株式会社メドレー Accounting & Tax室
経理・財務最前線
日本駐車場開発株式会社財務経理部
日本駐車場開発(NPD)グループは「世界100都市に展開し、100人の社長を輩出し、100年続く会社をつくる」というビジョンを掲げる。
国内を超えてアジア、アメリカなど海外進出を積極的に図る中、既存社員の底上げ、新規登用を含め、人財戦略もよりアグレッシブになる。そこで財務経理部に求められるのは人財輩出の機能だ。
「今後、海外に法人を設立していく中で、経営は現地化していくべきだと思いますが、トップを支える右腕となるCFOは、収益改善やコスト感覚に優れ、NPDグループの経理を理解した人財として、私たちの部署から送り出していきたい。もちろんそれは、国内の事業部、子会社でも同じです」
社内の経理の仕組みをしっかり学び、財務諸表を俯瞰してグループの経理やファイナンスを体で覚えていく。財務経理部での研鑽が社内外事業へのジャンピングボードになる。「現在のビジネスサイクルを考えると2〜3年の経験を積んでからグループに送り出すのが理想的」と澤井氏。グループのビジョンに沿って育成戦略も見直し、OJTを中心としながら体系立てた独自の研修プログラムの導入を進めている。
「とはいえ、人財の育成については課題があるのも確かです。当社はベンチャーとしてビジネスを拡大し、株式上場に至りましたが、草創期の経理は個人の奮闘に依存していた面もありました。ビジネスパーソン個人としてスキルアップ、レベルアップを常に目指してほしいのは当然ですが、『この人がいないと回らない』属人的な業務ではなく、組織としてしっかり回せる仕組みも構築していかなければなりません」
では最後に、組織としての今後の目標を聞いてみよう。
「経理・財務のセクションは保守的なイメージが強いと思いますが、私たちは事業拡大に寄与する〝攻め〞の部署として成長していきたい。それは日々の経理業務も同じです。昨日まで続けてきたから今日、明日も続けていく――そんな意識では生き残っていけない。財務・経理のあり方を常に模索し、自ら提案、改善していける組織でありたいと考えています」
財務経理部長澤井 正臣
さわい・まさおみ/新卒で技術者派遣の営業を経験。退職後、松下コンシューマーエレクトロニクス株式会社(現パナソニックコンシューマーマーケティング株式会社)経理部門で勤務。2001年、日本駐車場開発株式会社に入社。03年、管理本部長代理に就任。05年財務経理部長に就任し、現在に至る。