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Accountant's magazine vol.48

-アカウンタンツマガジン-
2018年06月01日発行

事務所探訪

「様々な待遇向上を促進し、やりがいのある仕事も約束。「従業員の満足度日本一」を本気で目指す税理士事務所」

税理士法人SBCパートナーズ

現在掲げている経営理念は、その時発案したものだ。一番のテーマは「元氣」。そして「従業員と家族の幸せを実現します」「お客様の成功を実現します」「人財を創り社会の発展に貢献します」の3つの言葉が続く。第一が「従業員と家族の幸せ」であるところがポイントだ。柴田代表が目指すのは、「従業員の満足度日本一」である。

「この事務所を選んでよかった、子供にも就職させたいと、全員が思える組織にしていきたい」

そのため人財育成には熱心だ。日頃から経営理念の共有に努めつつ、採用・教育の選任スタッフを置き、社員の成長を後押しする。新卒は大学4年の在学中から研修を始め、入社時点の即戦力化を目指している。今年の目標は中途30人、新卒5人の採用だ。このハイペースは業務拡大に合わせてのもの。昨年は1支店、今年は3、4支店を新たに開設する計画である。採用時に見るのは「スキルと考え方」。しかし若い人財ほど、スキルよりも考え方を重視するという。その心は?

「当社の経営理念に合う、元氣で素直で、前向きな方を採用したいと考えています。スキルは入社してから、時間とお金をかければ必ずレベルアップしますが、考え方の部分はすぐに変わるものではありませんから」

「たくさんの優秀な人財が集まってくれました」と目を細める柴田代表。その社員たちには、やりがいと給与で報いる方針だ。ここでいうやりがいとは、仕事に対してプライドをもち、社会に貢献しているという実感のこと。それは日々の業務のなかで、あるいは経営理念を共有することで果たされるものだろう。

「かといって、儲からない仕事に人は集まりません。今、税理士事務所に若い人が来ないのは給料が安いから。私は、この状況を変えていかなければならないと思っています。社員が長く勤めることができ、結婚して子供をつくり、家を買って老後の蓄えもできる。それだけの給与を払えるよう、業務の差別化、効率化を進めているところです」

待遇の向上を含め、柴田氏が社員をこれほど大切にするのは「業界を変えたい」と本気で考えているからだ。

「税理士業界を変えないと、日本の中小企業はよくならないと思うのです。そして業界を変えるためには平均年収を上げていかないといけない。年収を上げれば、若くて優秀な人が必ず来ます。私が税理士試験を受けた時も〝儲けたい〞気持ちだけ、動機は不純でした。若い頃はそれでいいと思っているのです。しかし50歳、60歳になっても『自分だけよければいい』ではダメ。まず自分の会社を変えて、やりがいと給与をもっと上げたい。そのためにできることがまだまだあると思っています」

Profile

税理士法人SBCパートナーズ 柴田 昇

税理士法人SBCパートナーズ柴田 昇

1964年、京都府生まれ。大阪学院大学経済学部卒業。税理士試験に合格後、掛川会計事務所に勤務し、事業承継・資産税対策のコンサルティングに従事。94年に「突然思い立って」独立し、柴田会計事務所を開設。その後法人化し、税理士法人SBCパートナーズを設立、代表社員に就任した。趣味はトライアスロン。

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