公認会計士「研修出向制度」体験者リポート
エヌ・ティ・ティ・ビジネスアソシエ株式会社
グループ財務会計部門四社税務担当工藤 保浩
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エヌ・ティ・ティ・ビジネスアソシエ株式会社グループ財務会計部門四社税務担当工藤 保浩
エヌ・ティ・ティ・ビジネスアソシエ株式会社取締役アカウンティング事業部長 内部監査士
NTTグループは、2010年に南アフリカのIT大手ディメンション・データを買収し、グローバル化を加速させた。IFRSや国際税制の大きな流れへの対応も、強く意識されてきた。そうした状況を踏まえ、会計、税務の専門家のスキル、ノウハウがぜひともほしいと考えていたところに、新日本有限責任監査法人から出向制度の提案があり、採用させていただくことにした。
一昨年、連結決算の部門に1人入ってもらっており、工藤さんは2人目だ。会計士というと「先生」のイメージがあり、最初は溶け込んでもらえるか不安もあったのだが、両人とも仲間意識を持って働いてくれており、期待どおりの戦力になっているだけでなく、周囲のいい刺激にもなっている。
3年という出向期間は、本人たちにとっても我々にとってもベストなのではないか。退社後のパフォーマンスのダウンは痛いが、そこは残った人間が力をつけてカバーする。その繰り返しで、組織としての実力を蓄えたい。継続的に採用したいと考えている。