- vol.83
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「「凡事徹底」の姿勢を貫きつつ急成長を"先手"で支え、新しい経理のかたちを築く」
株式会社メドレー Accounting & Tax室
経理・財務最前線
双日株式会社主計部
同社主計部には、現在46名が在籍。全社単体決算を中心とした主計課、連結決算担当の決算総括課、税務申告・国際税務を担う税務課、それに財経企画業務室の4つのセクションで構成されている。
「商社は、極論すれば一人ひとりやっていることが違う。そうした事業を決算にまとめるために、当社の場合は営業4部門の現場に張り付く経理担当が90名ほどいます。加えて、膨大な海外子会社の決算に対応しなければなりませんから、海外拠点にも30名ほど担当者を置いているのです。また、適材適所に人員を配置したり、また刻々と変化する会計・税務に対応するため、主計部全体のレベルアップに向けた研修を行っています」
同社の経理マンに求められるものを、櫛引氏は「会計だけ、税務だけでは、商社の経理の仕事はできない」と表現する。
「いろいろな国で様々な事業を行っているわけですから、経理面で解決すべき問題も多種多様なものとなります。扱っている金額も大きいため、ちょっとしたボタンの掛け違いが、最終的に大きく響くこともある。事業の進展に伴って営業の出してくる様々な数字は本当に理にかなっているのか、国によって制度が異なる税金に関するコストはきちんとマネージされているのか……。そうした点を、現場と一緒になって議論し、会社のために何がベストなのかを考えながら進んでいく姿勢が不可欠。そのためには事業のことをよく知らなければならないし、コミュニケーション能力もすごく大事になりますね」
部長櫛引 雅亮
1983年、早稲田大学法学部卒業後、双日株式会社(当時は日商岩井)入社。経理部に配属される。6年半後、主計部に移り、非営業部門の経理、主計課で全社決算を経験し、92年より7年間アメリカに駐在する。99年に帰国し、主計部に着任。2007年より同部部長。