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「「凡事徹底」の姿勢を貫きつつ急成長を"先手"で支え、新しい経理のかたちを築く」
株式会社メドレー Accounting & Tax室
経理・財務最前線
イー・ガーディアン株式会社 経理部
同社はサイバーセキュリティ市場でのプレゼンスを強化し、さらなる事業成長を目指すため、チェンジグループとの連携を深めつつ、M&Aを積極的に推進していく構えだ。経理部門にかかる期待は大きく、買収後の統合プロセスにおいて大きな役割を担う。佐藤氏は「M&A後こそ経理部門の力が本当に試される局面になります」と語る。
「買収から3カ月以内には新たな企業を連結し、スムーズに決算をまとめる必要があります。タイミングにかかわらず、迅速に対応できる体制を整えていかなければ。だからこそ、メンバーには受け身の姿勢ではなく、積極的に新しい業務やプロセスに向き合い、成長のチャンスと捉えてもらいたいですね」
M&Aの渦中では、通常の経理業務に加えて、のれんの償却や財務デューデリジェンス、バリュエーションといったプロセスを担当することになる。ルーティン外の業務を経験することで、メンバーはスキルと経験値を身につけていく。スピード感あふれるこの環境で、経理部が求める人材像とは。
「連結決算や開示業務の経験者はウエルカムですが、知識やキャリアだけではなく、学び続け、未経験の業務に挑戦し続けるマインドが重要です」と佐藤氏。「現在の連結決算の担当者は半年前まで連結決算業務の経験はありませんでしたが、今ではしっかりとこなせるようになっています。当部は、手を挙げれば、やりがいのある業務にチャレンジできる環境です」
経理部員のほとんどは中途入社で、会計事務所や事業会社の経理部門を経てジョインしている。「以前の職場では業務範囲が限られていた」「ローテーションの機会が少なかった」といったように、より幅広な経験と成長の場を求めて参画する会計人材が多いという。
「やる気さえあれば、入社してから様々な業務に携わることができ、経験値を重ねることが可能です。前向きな姿勢を持つ人材には、大いに成長できる場だと自負しています。また、モチベーションを維持しスキルアップを図っていくためにはライフワークバランスも大事であると考えています。イー・ガーディアンは、会社を挙げて残業を減らしていこうとしている会社ですし、在宅勤務や時差出勤も可能なので、あらゆるライフステージの方にとって働きやすい環境だと思います」
組織としての目標をたずねると、佐藤氏は「メンバーには事業部や子会社と双方向のコミュニケーションを深め、数字の変化の原因を見定める力を持ってほしい。その先に、経営や事業部のよきパートナーとして企業価値向上に貢献し、経営を支えられる経理部を目指したい」と、視線を前に向けた。
決算や税務業務においても、数字をただ扱うだけではなく、事業を俯瞰できる視座を持ち、研鑽を重ねていく。経理部メンバーのミッションは、個々の意欲を尊重し、チャレンジを奨励する風土で磨かれていく。
シニアディレクター佐藤 伸
1995年、明治大学政治経済学部卒業後、株式会社あおぞら銀行入社。同行在籍時に公認会計士第二次試験合格。現有限責任監査法人トーマツ、キュービーネット株式会社執行役員管理本部長、ニトリファニチャーベトナム管理本部長、大塚ニュートラシューティカル メキシコ取締役CFOなどを経て、2024年4月より現職。公認会計士。