The CFO –ニッポンの最高財務責任者たち-
株式会社Macbee Planet
取締役 経営管理本部 本部長千葉 知裕
20年3月に上場を果たしたあと、「私の肩書は“何でも屋”です」と笑う千葉氏。経営企画にIR、人事など、コーポレート部門全般を管掌する。
「ずっと会計畑を歩んできましたから、本当に知らないことばかり。一つひとつが勉強です。ただ、会計人としての自分の強みを考えた時、スペシャリストの方向では、他の人には勝てないと以前から思っていました。監査法人にいても、おそらくマネジメントの方向に進んだはずです。もっというと私は、目標を達成する“達成欲”がとても強い人間なのです。何かしらの目標にコミットして、これまで外したことがほぼありません。同じような思いで、今は会社が描いている未来を確実に実現させたい。私にとってはその気持ちが地位や名誉、お金よりも大切なのです。目標達成のために必要なことをCFOとして全うし、会社の成長を後押しする今の仕事は本当に楽しいですし、大きなやりがいとなっています」
より具体的な数値目標もある。社内では「トリプルサウザンド」と呼ばれる3つの数字、すなわち時価総額1000億円、年商1000億円、平均年収1000万円だ。
「当社はこれまで、明確な目標を掲げ、着実に達成することで成長してきた企業です。それは上場後も変わりません。このトリプルサウザンドは上場直後に役員間で決めたもの。足元では、時価総額を上げるためのプランニングを私が行っているところです」
事業面では、同社が掲げる「LTVマーケティングの進化・深耕」が会社の成長に直結すると、千葉氏は言う。データやテクノロジーを駆使しながら、短期的な売り上げではなく長期的な顧客とのリレーションに着目する“顧客生涯価値(LTV)”を追求する。Webマーケティング会社が乱立するなか、同社はLTVをキーワードに競争優位を確立する狙いだ。
「そうして既存事業を伸ばしていきながら、事業に不足しているパーツがあれば、M&Aや資本提携などでクリアしていく。これもCFOとしての重要な役割だと考えています」
株式会社Macbee Planet取締役 経営管理本部 本部長千葉 知裕
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