- vol.83
-
「「凡事徹底」の姿勢を貫きつつ急成長を"先手"で支え、新しい経理のかたちを築く」
株式会社メドレー Accounting & Tax室
経理・財務最前線
株式会社ラッシュジャパン
利益よりも信念を優先させる職場。ラッシュの信念が納得できていなければ、経理人材として葛藤を覚えるケースもあるかもしれない。だがこうしたブランドのあり方に共感し、楽しめる人であれば働きがいを感じるだろう。社風は自由だ。髪の色も服装も自由。夏になればビーチサンダルとショートパンツ姿の社員も見かけるという。もちろん国籍も性別も勤続年数も問わない。「オール・アー・ウェルカム」がラッシュの文化だ。
「皆が自分らしく働ける環境だと思います。フレックスタイムやリモートワークを活用できるのもそう。昨年、世界各地で気候変動対策を求める抗議デモが行われましたが、ラッシュはこれに賛同し、その日はショップを数時間クローズしました。あるいは社内のゴミ箱を利用しない日を設け、普段どれだけ自分がゴミを出しているのか実感する試みをしたり。個人的にも気候変動やゴミ問題に関心があります。そんな気持ちを素直に表現できる社風です」
今後の課題として見据えているのは、ラッシュのビジネスをより強く後押しできる体制づくりだ。ショップの売り上げや利益を最大化するために、経理財務としてもっと貢献できる部分があるはずと坂井氏は考える。
「間接部門として、いかに効率よく、レベルの高いサポートをキッチンやショップに提供できるか――。これが常に私たちにとってのミッションです。今後は、マニュファクチャリングファイナンスとリテールファイナンスに共通する機能を統一するなど、体制変更も計画しています。そうした効率化が成功すれば、その分、ビジネスへのサポートにパワーを回せる。ラッシュの信念を守りながら、もっともっとビジネスに寄り添いたいと思います」
マニュファクチャリングファイナンス 財務経理部 シニアマネージャー坂井 真理子
さかい・まりこ/1999年、米国アパラチアン州立大学大学院修了後、現地の大手DIY関連企業に入社。経理財務部門やトレジャリー部門に約9年間勤務。2008年に帰国し、ゼネラル・エレクトリック社の経理財務部門に約8年間勤務。18年2月、ラッシュジャパンに入社。現在に至る。