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「横浜でつなぐ確かな信頼。組織知で磨く高い品質で高度な専門領域にも挑む、企業支援の精鋭グループ」
税理士法人さくら共同会計事務所
事務所探訪
トラスティーズ・グループ
「私も松崎も大手ファームに在籍していたので、自分の業務範囲内でしかサービスを提供できないことにジレンマを感じていたのです。たとえば私は税理士・会計士の両資格を持っていますが、税務チームに所属していたら、そこでは会計的なアドバイスはできません。しかし、お客さまにはそれは関係ありません。一人の担当者の中で完結するのがベストでしょう。独立してトラスティーズとしてサービスを提供し、ワンストップでお客さまの課題を解決できるようになったことは、私たちの大きな喜びでした」
顧客ファーストでサービスを届けられるよう、働きやすい環境づくりにも腐心してきた。リモートワークの自由度も高く、ワークタイムは本人の差配で柔軟に設定できる。業界でもレアな事案をダイナミックに手がけられることに魅力を感じ、大手事務所から転じるメンバーも増えているという。資産税や国際税務、IFRSに強みを持つプロフェッショナルがアドバイザー、コンサルタントとして頼もしい存在に成長してきた。
こうして先端事例を手がけ続けるトラスティーズだが、充実したサービスの基盤には、両代表の豊富な経験から紡ぎ出されたツールがある。企業買収ファンド、事業承継、M&Aストラクチャーアドバイスといった幅広い分野で貴重なプロセスをストックし、持ち出し禁止のアーカイブとして充実させてきた。
「海外の不動産投資のストラクチャーは何から着手するのか?商標権の価値評価はどんなスキームで進めるべきか? 初見の事例は検討すべき事項が多岐にわたります。ツールを参照するとそれらをショートカットでき、参照すべき条文、計算プロセス、意見書もフォローできる。その時々の最高のパフォーマンスでつくってきたものが、先端の事例を通すことで、さらに熟成を増してきています。事務所にとっては、“秘伝のたれ”のような存在と言えるでしょう」
グループ全体で20名という少数精鋭集団だが、顧客の幅広い課題に応えられるのは、行動力あるメンバーが、再構築と熟成をサイクルし続けた“ツール”という武器を手にできるからだ。常に変化に対応し、フットワーク軽く案件に向かっていきたいというトラスティーズ。今後のビジョンを聞くと、寺田氏は理想とする会計事務所のあり方を総合病院にたとえた。循環器系、脳外科系などに特化した専門医がどっしりと構え、緊急度の高い救急患者には、初期治療から集中治療まで一貫した診療スキルを持つ救命救急医が初動対応であたる。目指すのは、スペシャリストとジェネラリストのスキル、視座が噛み合った総合ファームだ。メンバーには「真のアドバイザーとして顧客に喜ばれるためにはどうすべきか?」を常に問いかけ続ける。
「会計事務所だからといって、税務、会計にだけ集中していたらいいわけではありません。法律や実務上の仕組みをどれだけ知っているかが提案力につながります。現在、そして今後加わってくれるであろうメンバーには、専門分野を持って実務経験を積みつつ、税務・会計にとどまらない広範な知識を身に着けていってほしいと思います。この事務所のあり方を強固に構築して次代への継承も見据え、今後も信頼に応えられるサービスを届けていきたいですね」
トラスティーズ・グループ寺田 芳彦
1992年、税理士試験合格。93年、早稲田大学政治経済学部卒業後、三菱信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)入社。2001年、公認会計士第二次試験合格後、KPMG Peat Marwick(現税理士法人KPMG)の金融チームに入社。02年以降、独立系事務所に参画し、06年、トラスティーズ・コンサルティングLLPを創業。