熱き会計人の転機
株式会社サイバーエージェント
経営本部 財務経理室マネージャー秋道 雄仁
現在、どんな業務に携わり、どんなことを感じていますか?
秋道急成長を続ける当社で何でもやってみたいという思いから、希望業務などは伝えませんでした。入社直後に任されたのは、海外とのライセンス契約を締結する業務。未経験の仕事です。また、同時に経理、会計、税務、財務、経営管理と担当業務は幅広く、想像以上に何でも自分で意志をもってやらなくてはならない環境でした。
現在は、81社の連結決算を担当し、同時に担当事業もいくつかもっており、幅広い業務を任されています。当社は入社時から成長を続けており、今後もさらに成長していくことは確実です。私自身、事業の成長スピードに追いついていこうと業務に邁進してきました。
当社は、ネットの総合商社のような会社で、様々な規模の事業、多様なステージにかかわれるところが面白い。また、スピード感が重視される分、意思決定者である経営陣との関係がとてもフラット。彼らが考える方向性を間近で体感できることも成長の糧となっています。
特に心がけていること、努力してきたことは何ですか?
秋道一つは、「経営ファースト、事業ファースト」を守ることです。管理部門は、リスクを減らしたり、効率性だけを考えてルールを量産してしまいがちなイメージがあり、結果として事業の足かせになってしまうこともあると思います。そうではなく、一緒に事業をつくっていく、その中の一つの役割として、私が担っている業務があると考えるようにしています。
もう一つが、スピードと変化対応力です。当社が事業展開しているインターネット業界は、変化もスピードも激しく、どちらも事業を成功に導くためには必要不可欠なもの。我々経理部門がスピードで貢献できるものの一つとして、決算早期化が挙げられます。決算早期化によって、経営陣が経営判断する材料を早く提供できますし、早く提供することで、選択肢が増える可能性もある。また、我々自身も決算業務を早期に終わらせることで、より事業貢献できる業務に集中できる。決算のスピードと精度を上げるための工夫としては、必要な管理表を新たにつくり、システムに落とし込んでより使いやすくしたことでしょうか。システムチームが外注ではなく、社内に常駐しているため、一緒につくれる点もよかったですね。現在、当社の連結決算の発表は、おそらく業界内では最短となっています。
次なる目標は?また、若き公認会計士へのアドバイスを。
秋道当社は私が入社した時から常に成長し続けており、今後もさらなる成長を遂げるでしょう。その成長を支え続ける、業界ナンバーワンの本社機能を構築したい。仕組化やシステム化により、まだまだ決算のスピードと精度を向上できると考えており、そこに注力しています。
若手の公認会計士の方々に伝えたいのは、「選んだ道を正解にしていく」という言葉です。人生に「これが正しい」という正解はなく、岐路でどのような選択をしても、その選択を正解にしていくのは自分です。長く同じ場所で働き続けるのも、転職するのも、それが正解かどうか決めるのはやはり自分。より人生を豊かにするための環境を選んでください。私は今も、正解を歩み続けていると思います。
株式会社サイバーエージェント経営本部 財務経理室マネージャー秋道 雄仁
株式会社サイバーエージェント経営本部 財務経理室
当社は、私が入社した2004年から年商を10倍ほどに伸ばしており、急激に拡大しています。特にここ4~5年の成長ぶりは著しく、これを支える人材の確保が課題でした。81社の子会社をもち、事業最優先の私たちが求める人材は、会計や財務、税務のスキルをもち、かつ自ら提案できる人。秋道さんに会った瞬間、「うちに合うな」と直感。当日夜には食事に行き、翌日には役員を紹介、即採用が決まりました。
財務経理室の仕事は、様々な難問に対峙することもしばしば。そのなかで最適解を見つけるのは心身ともに大変なことです。秋道さんは、悪戦苦闘しながらも努力し続け、常に成果を出してきました。入社2年ほどでマネージャーになりましたが、トップを目指せると思っています。当社はすでに、個人の力ではどうにもならない規模。マネージャーとしてチームを動かし、今以上に活躍してくれると期待しています