新天地から
株式会社野村総合研究所
経営革新コンサルティング部主任コンサルタント猪鼻 聡
「NRIに入社後は、内閣府の文書管理プロジェクトや大手事業会社におけるJ-SOX関連プロジェクトにも数多く携わってきました。そうした業務にかかわる中で、重要だと気づいたのは、クライアントに対して『こうしなくてはいけない』ではなく、その必要性やメリットを本質的に理解してもらうこと。すると、みるみるその成果が表れてくる。みなさん仕事が面白くなっていくんです。そして、私自身もまた新たな可能性に気づき、自ら課題を創造して成果を生み出すことの喜びを実感する毎日です」
最近は、国際会計基準(IFRS)の導入プロジェクトが増えてきている。だが、それもまた受け身の仕事ではない。意外に思うかもしれないが、経営コンサルタントである猪鼻氏自らも積極的な営業活動を行っているという。
「『IFRS対策でお困りのことはありませんか?』なんて電話したり、飛び込み営業することもしばしば。でも、それが全く苦にならないんです。会社の利益を上げるには、そういう営業努力だって必要だし、むしろそれを体験できることが面白い。それこそ、“先生”なんて呼ばれるほうがつらい。それって、お客さまに心を開いていただけていない証拠ですからね。信条は、お客さまから親しみを込めて“イノちゃん”と呼んでもらうこと(笑)。お客さまと向かい合うのでなく、隣に座って一緒に考える。そんなコンサルタントであり続けたいんです」
公認会計士であることはあまり意識しない。だが、専門分野である会計が、コンサルティングの入り口にはなる。
「公的機関でも事業会社でも、変わってきたな、と思える瞬間があるんです。その変化が間違いなく、組織にプラスになって、成長や発展を呼び込む。その瞬間をお客さまと一緒に体感できることが一番うれしいですね。私との出会いがあって良かったと言ってもらえる仕事を、今後も増やしていきたいと思っています」
株式会社野村総合研究所経営革新コンサルティング部主任コンサルタント猪鼻 聡