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Accountant's magazine vol.38

-アカウンタンツマガジン-
2016年10月01日発行

The CFO –ニッポンの最高財務責任者たち-

「己が最後の砦の意識を持ち、IBCをさらに大きく強く。成長への挑戦は終わらない」

アイビーシー株式会社
取締役 経営管理部長吉田 知史

生きている会社を動かし成長させる経営の醍醐味

12年2月、吉田氏はアイビーシーに入社、すぐにIPO準備に取りかかる。「当時、管理部は“管理人”状態(笑)。それより問題だったのは、『会社はそこそこ成長しているし、無理して上場する必要はないのでは』という空気が蔓延していたこと。無理もないのですが、予算を月次で立てて遂行していく感覚なんて、誰も持ってないわけです。とはいえ新参者が言葉で説得するのは難しい」

そこで、まず「証券会社の中間審査」まで駒を進めることに腐心する。「それで、社内的にも『IPOがセットされました』というカタチができます。そこからは月に1回、証券会社の担当者に来てもらい、役員を交えた定例会を開きました。気をつけたのは、私自身が“伝書鳩”にならないようにすることです」

一方でIPOに必要な要件を満たすべく先頭になって奮闘し、15年9月、東証マザーズ上場にこぎつけた。上場後、特に痛感しているのが「取締役としての責任感」だという。

「法的な問題も含めて、株主や社会に対する社内の“最後の番人”じゃないですか。ビジネスをやる以上、ある程度柔軟な対応は必要です。しかし『ここは動かしてはいけない』という部分はしっかり守らなければ。そこにプロ意識を持つ必要性を、この立場になってヒシヒシと感じるのです」

「経営チックなことをやりたい」という夢を叶えた今、思うことは?

「生きている会社を動かす立場にいることに、このうえないやりがいを感じます。上場によって成長の可能性も広がりました。今、売り上げは10億円に満たないレベルですけれど、もう1桁スケールアップする余地は大いにある。これからもそういう会社の拡大ステージにふさわしい仕事は何かを模索し、貢献していきたいですね」

最後に、自らは取得に苦労した会計士資格の意義を聞いてみた。

「試験勉強は、今となっては役立ちました、と言うしかない(笑)。大学の時にチンプンカンプンだった『日経』が読めるようになるだとか、ひととおり経済が概観できるようになりましたから。会計士は、最低限そういう素養を持った人たちでしょう。だからいろんな道もあるはず。経験も踏まえて言えば、早いうちに失敗するのもありでしょう。そういう経験をすれば、肝が据わる。より高みを目指す勇気もわくのです」

Profile

アイビーシー株式会社 取締役 経営管理部長 吉田 知史

アイビーシー株式会社取締役 経営管理部長吉田 知史

1968年8月13日
埼玉県川口市生まれ
1994年3月
京都大学大学院工学研究科分子工学専攻中途退学
1994年9月
等松・トウシュロスコンサルティング株式会社
(現アビームコンサルティング)入社
1999年10月
公認会計士第二次試験合格朝日監査法人
(現有限責任あずさ監査法人)入所
2003年4月
公認会計士登録
2005年9月
新日本監査法人
(現新日本有限責任監査法人)入所
アーンストアンドヤング・トランザクション・アドバイザリー・サービス株式会社に出向
2012年2月
アイビーシー株式会社入社
2013年12月
同社取締役就任

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