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経理×英語の資格、どれを選ぶべきか?TOEIC・USCPA・IFRS検定を目的別に徹底比較

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2026年4月17日 ジャスネットキャリア編集部

「経理で英語を活かしたい」と考えたとき、まず候補に上がるのがTOEIC・USCPA・IFRS検定の3つです。しかしこの3つは、性格・難易度・転職市場での評価がまったく異なります。「とりあえず全部取ろう」という発想は、時間とコストの大きな無駄につながりかねません。大切なのは、自分の現在地とキャリアゴールに照らして、どの資格を・どの順番で・どのレベルまで取得すべきかを正しく判断することです。

本記事では、経理×英語の資格選びを「目的別」「現在地別」の比較軸で整理し、あなたの状況に合った最適な選択肢を提案します。

目次

■そもそもTOEIC・USCPA・IFRS検定の何が違うのか?まず一覧で整理する

(1)3資格の基本的な性格の違い

経理×英語の文脈で語られるTOEIC・USCPA・IFRS検定は、それぞれまったく異なる目的と性格を持つ資格です。混同されがちですが、何を証明する資格なのかという出発点から大きく異なります。

【TOEIC】

「英語でのコミュニケーション能力」を測るテストです。経理の知識を問うものではなく、英語という言語スキルを点数として客観的に示す手段です。日本国内では企業の採用・昇進基準として広く活用されており、経理職の求人票にも「TOEIC○○点以上」という形で登場します。更新義務はありませんが、企業によっては直近2年以内のスコアを重視するケースもあり、スコアの取得年月が古いと実力を疑われるリスクがあるため、定期的に受験して最新スコアを維持することが望ましいとされています。

【USCPA】

「米国公認会計士」の資格であり、英語力と会計・監査の専門知識を同時に証明します。試験はすべて英語で実施されるため、取得者はビジネスレベルの英語力と国際的な会計知識の両方を持つことの証明になります。3資格のなかで最も難易度が高く、取得に要する時間・費用も最大ですが、転職市場での希少性と年収へのインパクトも最も大きい資格です。

【IFRS検定(国際会計基準検定)】

代表的なものとしてIFRS Certificate(ACCA系)などがあります。これらはIFRS(国際財務報告基準)の知識を証明する資格です。IFRSは英語で制定された国際会計基準であり、検定試験も英語資料の読解を前提としていますが、日本語で受験できる試験もあります。TOEICほど汎用性はありませんが、IFRSを導入している上場企業や外資系企業の経理ポジション、とくにマネージャー以上の職位を狙う場合にはアピールポイントになります。

(2)一覧比較表

各資格の主要項目を比較すると以下のとおりです。詳しい各資格の概要については、姉妹記事「 経理職で英語を活かすには?英文経理の仕事内容・必要な英語力・年収を解説 」で解説しています。

TOEIC

USCPA(米国公認会計士)

IFRS検定

証明できること

英語コミュニケーション能力

英語力+国際会計・監査の専門知識

国際会計基準(IFRS)の知識

難易度

★★☆☆☆(スコアによる)

★★★★★

★★★☆☆

目安学習時間

200〜500時間(800点台目安)

1,500〜2,500時間

200〜300時間

目安費用

受験料のみ(1回約7,810円)

予備校代+受験料で60〜100万円程度

受験料のみ(1回47,300円)

更新・有効期限

なし(スコアの鮮度は意識が必要)

毎年CPE(継続教育単位)が必要

なし

転職市場での汎用性

◎(幅広い企業・ポジションで参照される)

○(外資系・グローバル企業で高評価)

△(ポジション・企業による)

■目的別に選ぶ──あなたのキャリアゴールによって正解は変わる

(1)外資系企業のスタッフ職に転職したい場合

外資系企業のスタッフ職(担当者レベル)への転職を目指している場合、最優先で取り組むべきはTOEICのスコアアップです。外資系企業のスタッフ職では、 英文メールの読み書きや英語の会計システムの操作が日常業務に含まれるため、TOEIC700点以上が選考の目安 として機能するケースが多くなっています。まずここを最短で達成することが第一ステップです。

USCPAはこの段階では加点要素にはなりますが、必須条件ではありません。スタッフ職の採用では、英語力と経理の実務経験が評価の中心であり、USCPAがなくても転職できるポジションは多数あります。IFRS検定についても、スタッフレベルでの評価は限定的で、IFRSを実際に扱う業務経験のほうが選考では重視されます。

この段階では、TOEICのスコアと経理実務の掛け算を最大化することに集中し、資格取得よりも英語を使える環境で実務経験を積むことを優先するのが現実的な戦略です。

(2)日系グローバル企業の英語経理担当に転職したい場合

日系グローバル企業(海外展開している日系上場企業・大手グループ企業)の英語経理担当ポジションを狙う場合は、 TOEIC700点台以上と連結決算の実務経験の組み合わせが最も評価されます。

IFRS検定は、志望先がIFRSを採用している企業や、今後IFRS導入を予定している企業であれば強い加点材料になります。日系グローバル企業の経理部では、IFRS対応の連結業務を担える人材への需要が高まっており、連結決算経験+TOEIC700点台+IFRS検定の組み合わせは、選考上の差別化として機能します。

USCPAはこのポジション狙いでは必須ではありません。取得コストと学習時間が大きく、その時間を実務経験の充実に充てるほうが転職成功に直結するケースも多いため、USCPAはキャリアの次の段階を見据えて判断するのがよいでしょう。

(3)外資系企業のマネージャー職・シニアポジションを目指したい場合

外資系企業のマネージャー職やシニアポジション、あるいは将来のCFOを視野に入れているキャリアゴールがある場合、3資格のなかでUSCPAが最も差別化効果を発揮します。

外資系企業では、マネージャー以上のポジションで海外本社のCFOや海外の監査法人と直接やり取りする機会が増えます。こうした環境でUSCPAを持っていることは、英語力と国際会計の専門性を同時に証明する資格として非常に高い信頼性を持ちます。また、USCPAの取得過程でIFRSやUSGAAPの会計知識が自然と深まるため、IFRS検定を別途取得する必要性は相対的に低くなります。

この場合のTOEICは、USCPA取得の過程で英語力が向上するため、取得前後でスコアが上がるケースが多く、特別な対策なしでも800点台に届く方もいます。USCPAを目指す段階では、TOEICスコアそのものより、英語での実務対応力を磨くことに集中するのが効率的です。

(4)年収アップを最優先に考えたい場合

年収アップを最優先のゴールとして設定した場合、 3資格のなかで最も直接的な年収インパクトを持つのはUSCPA です。外資系企業や大手グローバル企業では、USCPA取得者に資格手当が支給されるケースもあり、一般的なスタッフ職と比較してワンランク上の年収条件が提示されることが多くなっています。

ただし、USCPAは取得までに数年単位の時間と60〜100万円程度の費用がかかるため、投資対効果を現実的に計算することが必要です。一方、TOEICは比較的短期間でスコアアップが可能ですが、TOEICスコアの上昇単体では年収への直接効果は限定的で、英語を使える実務経験と組み合わせて初めて転職市場での評価につながります。IFRS検定は、IFRSを扱う特定の企業・ポジションでは年収アップの根拠になり得ますが、汎用性の面ではUSCPAに劣ります。

年収アップへの最短ルートという観点では、現時点のスキルと年齢によって最適解が変わります。次章の現在地別の判断軸を参考に、自分に合った選択をしてください。

■現在地別に考える──今の自分の状況から何を優先すべきか

(1)パターンA:経理の実務経験はあるが、英語力がほぼゼロの場合

このパターンで最初にすべきことは、 英語の基礎力をTOEICのスコアという形で可視化すること です。目標スコアとしてはまずTOEIC600点台を設定し、英文メールの読み書きができるレベルを目指します。この段階でUSCPAやIFRS検定を視野に入れるのは時期尚早です。

英語力が低い状態で外資系企業を正面から狙うのは選考で苦労することが多く、まずは英語使用機会のある日系中堅・大手企業で実務経験を積みながらTOEICスコアを上げ、その後に外資系への転職を狙うというステップアップ型のキャリア設計が現実的です。経理の実務力という土台がすでにあるため、英語力さえ追いつけば選択肢が大きく広がるという点は、このパターンの強みです。

(2)パターンB:英語力はあるが(TOEIC700点以上)、経理の実務経験が薄い場合

英語力があっても、経理・会計の実務経験が乏しい場合、英語系の経理ポジションへの転職は思った以上に難しくなります。採用担当者が経理職で最も重視するのは、あくまでも会計・財務の実務能力です。英語力はそれに付加されるスキルとして評価されますが、実務経験の薄さを補完するほどの力はありません。

このパターンでは、 資格の追加取得より先に経理実務の経験を積むことが最優先 です。英語力を活かせる環境として、海外取引のある日系企業の経理部や、英文インボイスの処理がある中小企業などへの転職から始め、経理のキャリアを着実に積み上げることが近道になります。USCPA取得を検討している場合も、経理実務の経験がある程度蓄積されてから取得するほうが、転職市場での説得力が高まります。

(3)パターンC:経理の実務経験があり、TOEICが700点前後の場合

このパターンは、経理×英語の転職市場において最も選択肢が広い状況です。次にどの資格を取るかという判断が、キャリアの方向性を大きく左右します。

年齢が20代後半から30代前半で、まだ時間的余裕がある場合は、TOEIC730〜800点を目標にスコアアップを図りながら、連結決算やIFRS関連の実務経験を積むことがまず有効な手です。30代でマネージャー職への転職を本格的に考えている場合は、USCPA取得の投資対効果を真剣に検討する段階に入ります。IFRS検定は、志望先でIFRSの実務知識が明示的に求められている場合に優先度を上げ、そうでない場合はUSCPAを先に取るという判断が多くなります。

このパターンで最も避けたいのは、「どれも中途半端」という状況です。TOEIC700点前後・IFRS検定準備中・USCPA学習開始と複数を同時並行させると、どれも半端なままで転職活動の武器にならないリスクがあります。一点突破で進める資格を絞り込むことが重要です。

(4)パターンD:経理の実務経験があり、TOEICが800点以上の場合

TOEIC800点以上で経理の実務経験も蓄積されている場合、USCPAへの投資対効果を本格的に検討する段階です。 外資系企業のマネージャー職やシニアポジションを狙うのであれば、USCPAの取得がキャリアの次の段階への大きな橋渡しになります。

一方で、USCPAの取得には1,500〜2,500時間程度の学習時間と、予備校費用を含めて60〜100万円程度のコストがかかることを現実的に見据える必要があります。仕事をしながら取得する場合、2〜4年のスパンを見込む方が多く、この期間中の転職活動が一時的に制約されることも考慮が必要です。転職のタイミングと資格取得の計画を組み合わせて、長期的な視点で判断することが求められます。

■組み合わせで考える──エージェントの所感から見る資格ポートフォリオ

この章は、ジャスネットのエージェントが転職支援の現場で感じてきた所感をもとにまとめたものです。求人票への明示内容とは異なり、個別の選考状況や企業の採用方針によって評価は変わります。あくまでも傾向の参考としてご参照ください。

(1)外資系スタッフ職を目指す場合の所感

エージェントの経験上、外資系企業のスタッフ職への転職では、 資格の数よりも「英語を使った実務経験を具体的に示せるか」のほうが選考に直結している印象があります。 TOEICスコアはひとつの目安として機能しますが、スコアが高くても実務で英語を使ったことがない場合は評価が伸びにくく、逆にスコアが700点台でも英語での業務経験が豊富な方が採用されるケースは少なくありません。

IFRS検定については、IFRSを実際に扱っている企業のポジションでは加点材料になる一方、IFRS非導入企業への転職ではほとんど評価が変わらないという印象です。志望先の会計基準を先に確認してから取得を判断することをエージェントとしてはお勧めしています。

(2)日系グローバル企業の英文経理担当を目指す場合の所感

日系グローバル企業の英文経理担当ポジションについては、 TOEICのスコアと連結決算の実務経験の組み合わせが、書類選考での評価に影響している印象があります。 この傾向の参考として、当社取り扱い求人の大手鉄鋼総合商社(IFRS連結決算担当・想定年収700万〜1,200万円)では、TOEIC730点以上がビジネス英語の目安として歓迎条件に明記されており、求人票に英語力の目安が示された事例のひとつです。

IFRS検定は、IFRSに関する連結業務の経験と合わせて持っている場合に、担当者レベルの選考で「IFRSをある程度体系的に理解している」という印象を与える資格として機能することがある、というのがエージェントとしての感触です。ただしこれも企業・担当者によって評価の重みは異なります。

(3)外資系マネージャー・シニアポジションを目指す場合の所感

外資系企業のマネージャー以上のポジションについては、USCPAを持っていることで書類選考や面接での評価が変わった印象を受けるケースがある、というのがエージェントとしての所感です。ただし「USCPAがあれば採用される」という保証はなく、連結決算・管理会計の実務経験や、英語での業務遂行実績との組み合わせが前提になります。

USCPAの取得過程で英語力・会計知識の両方が深まるため、取得後はTOEICスコアを別途アピールする場面が相対的に減る傾向があるという印象ですが、これもポジションや採用担当者の方針によって異なります。このポジションの転職については、エージェントへの個別相談を通じて最新の求人動向を確認されることをお勧めします。

■取得コスト・学習時間の現実──3資格を横断比較する

(1)TOEICの現実

TOEICはスコアに応じて必要な学習時間が大きく変わります。英語の基礎があり600点台からのスタートであれば、200〜300時間の学習で730〜800点台を狙えるケースもありますが、ゼロベースから800点台を目指す場合は500時間以上を見込む必要があります。

注意点として、TOEICのスコアは勉強をやめると下がることが多く、実務で英語を使いながらスコアを維持するサイクルを作ることが長期的には重要です。

(2)USCPAの現実

USCPAは3資格のなかで最も費用と時間がかかります。受験には米国の州ごとに異なる受験資格要件があり、日本の大学卒業者の場合は学歴要件を満たすための単位取得が必要になることがあります。日本の予備校(アビタス、TAC、プロアクティブなど)への通学・通信費用と受験費用を合わせると、60〜100万円程度が目安です。

学習時間は1,500〜2,500時間とされており、仕事をしながらの取得では2〜4年を見込む方が多い状況です。ジャスネットキャリア編集部内でUSCPAに科目合格した部員の経験によると、 「最低でもTOEIC700点台以上の英語力がないと学習自体が難しい」 という印象があります。英語力が一定水準に達してから取り組む資格と考えておくのが現実的です。

(3)IFRS検定の現実

IFRS検定(正式名称:IFRS Certificate・国際会計基準検定試験)は、ICAEW(イングランド・ウェールズ勅許会計士協会)が運営し、日本ではアビタスが試験運営を受託しています。試験は年3回(2月・6月・10月)実施されており、2022年からオンライン形式に移行したため、自宅での受験が可能です。受験料は47,300円(税込)で、学習時間は会計の基礎知識がある方で150〜200時間、初学者は300時間程度が目安とされています。

ICAEW主催 国際会計基準検定(IFRS Certificate)概要
https://www.ifrs-kentei.com/about_ifrs/ifrs/

なお、試験は日本語で受験できるため、英語力そのものは問われません。IFRSの知識を英語力とは切り離して証明できる点が、他の2資格との大きな違いです。

ただし、IFRS検定の取得だけで転職市場での評価が大きく変わるかというと、ポジションと企業によって差が大きいというのが実態です。IFRSを実際に扱う業務経験があってこそ資格の説得力が増すため、「IFRSに関わる業務経験+IFRS検定」というセットで評価されることを意識して取得の計画を立てることが重要です。

■求人票で見る資格要件の実態──実際の求人ではどう記載されているか

(1)TOEIC「730点以上」が歓迎条件に現れるポジション

ジャスネットキャリアの求人事例を見ると、日系グローバル企業やIFRS対応の連結決算担当ポジションでは「ビジネス英語(目安TOEIC730点以上)」という記載が歓迎条件として登場するケースが複数見られます。

<求人例>

【フレックスタイム制/休暇充実】
大手鉄鋼総合商社での単体・連結(IFRS)業務担当の募集

職種:経理(連結決算)、経理(税務)、経理(財務)
ポジション:スタッフ・担当級
【具体的な業務内容】

  • 営業部の単体・連結決算(IFRS)業務
  • 税務関連業務、
  • M&Aを含む投融資案件の会計・税務対応 など

応募条件:
【必須条件】

  • 連結決算の実務経験(3年以上)

【歓迎条件】

  • ビジネス英語(目安TOEIC730点以上)
  • 公認会計士・税理士の実務経験(監査法人・税理士事務所・コンサル)
  • IFRS会計に関する知識、実務経験

年収: 700万円 〜 1,200万円

一例として、大手鉄鋼総合商社での単体・連結(IFRS)業務担当(想定年収700万円〜1,200万円)では、TOEICに関しては必須ではなく歓迎条件として位置づけられており、英語は使える方が望ましいという企業側のスタンスが読み取れます。

TOEIC730以上が評価される求人を探してみる!

(2)TOEIC「800点以上」が評価されるポジション

外資系企業の経理ポジション、または本社への英語でのレポーティングが発生するポジションでは、TOEIC800点以上のスコアが評価の目安になることが増えます。

<求人例>

<積極採用中>外資系企業のマネージャー職

職種:経理(英文経理)
ポジション:マネージャー・課長級
【具体的な業務内容】

  • 勘定科目の整備、明細確認、日々の仕訳のレビュー
  • 本社へのレポート(月次、四半期、決算)と分析
  • 予算およびフォーキャストの更新〔PL(損益計算書)、キャッシュフロー〕
  • 監査、税務業務(会計基準、会社法財務諸表、申告書作成、管理)
  • 内部統制、法令順守の強化
  • そのほかプロジェクト、本社、社内リクエストへの対応

応募条件:
監査法人や税理士法人、またはグローバル企業における実務経験5年以上
USGAAP(米国会計基準)の知識・実務経験
チームマネージメント経験(尚可)
英語(目安:TOEIC800点以上)と日本語のビジネスコミュニケーションができる方

年収:700万円 〜 800万円

ジャスネットの別の求人事例では、外資系企業のマネージャー職(想定年収700万〜800万円)において、英語と日本語でビジネスコミュニケーションができることが応募条件として記載されており、実務での英語使用経験がより重視される傾向が見て取れます。

TOEIC800以上が評価される求人はどんなもの?

(3)USCPAが評価されるポジション

USCPA保有者が転職市場で特に評価されるのは、外資系企業のファイナンスマネージャー・財務コントローラーや、USGAAPやIFRSへの対応が必要な大手グローバル企業のシニア経理担当ポジションです。求人票への明示は少ないケースもありますが、書類選考での通過率と面接での評価が大きく変わることをジャスネットのエージェントは実感しています。特に外資系企業では、マネージャー以上の採用において応募者のUSCPA取得が事実上の選考基準として機能しているポジションがあります。

USCPAを活かした転職の相談はジャスネットへ

■まとめ

経理×英語の資格選びに「一律の正解」はありません。TOEICは英語力を可視化する汎用性の高い手段として経理転職の入口で機能し、USCPAはキャリアの上位ステージを目指す際に最も強い差別化効果を持つ資格であり、IFRS検定はIFRS環境で働く明確なゴールがある場合に有効な加点材料になります。

重要なのは、自分のキャリアゴールと現在地を正直に整理したうえで、「今この段階で最もROIの高い選択はどれか」を判断することです。焦って複数の資格を同時に追いかけるよりも、一点突破でまず一つを仕上げ、実務経験と掛け合わせながらキャリアを積み上げていくほうが、転職市場での評価に直結します。

資格の取得方針が決まったら、次は転職活動の実践に進みましょう。英語力を活かした経理転職における職務経歴書の書き方については 【経理の英文レジュメの書き方】 をぜひご覧ください。また、USCPA(米国公認会計士)と日商簿記1級の比較については、 【USCPA(米国公認会計士)と簿記1級、キャリア形成に有利なのはどっち?】 もあわせてご参照ください。

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執筆者プロフィール

ジャスネットキャリア編集部

WEBサイト『ジャスネットキャリア』に掲載する記事制作を行う。
会計士、税理士、経理パーソンを対象とした、コラム系読み物、転職事例、転職QAの制作など。
編集部メンバーは企業での経理経験者で構成され、「経理・会計分野で働く方々のキャリアに寄り添う」をテーマにしたコンテンツ作りを心がけていてる。

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