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転職エージェントが解説! 経理転職を目指す人におすすめの転職エージェント・サイトの選び方は?

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2026年1月28日 ジャスネットキャリア編集部

今回お話を伺ったのは

ジャスネットコミュニケーションズ
エージェント
H・H

大学卒業後、総合コンサルティンググループに入社、経理のアウトソーシングとして5社に出向。経理担当として従事。後、数年を家業の一次産業の農業に従事。現在は会計経理に特化した弊社にてエージェントとして勤務。
メーカーやベンチャーなど急成長のベンチャー企業、第二創業期に入っている企業など、様々な企業の役員や人事責任者とやりとりを行いコネクションを築いてきました。

経理職への転職を検討し始めた際、多くの方がまず悩むのは「どの転職エージェントを利用すべきか」という点ではないでしょうか。実際にエージェントのサイトを調べると、大手の総合型や経理職に特化したものなど、選択肢は数多くあります。しかし、 経理職の転職において重要なのは「有名なエージェントかどうか」ではなく、「自分のキャリアに合った支援を受けられるかどうか」です。

本記事では、経理職の転職を日々支援している転職エージェントへのインタビューを通じて、経理転職を成功させるために確認すべきエージェント選びのポイントを、専門家の視点からわかりやすく解説します。

経理特化のエージェントは、希望業務やキャリアプランも提案できる

――転職を目指す人が利用を検討するのが求人サイトや転職エージェントだと思いますが、転職エージェントを使うメリットは何でしょうか?

企業が求人を募集する際、求人サイトやハローワークに掲載するよりも、求職者と企業の間に立って双方を支援する転職エージェント(いわゆる人材紹介)を通じて募集をするほうが、費用は高くなります。

これは、言い換えれば「費用をかけてでも優秀な人材を採用したい」という企業の強い意欲の表れです。そのため、求人サイトやハローワークに比べ、転職エージェントには質の高い求人が集まっているといえます。

さらに、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策、条件交渉の代行、現職への退職申し入れ方法の助言といった支援を受けられるため、転職活動の質や成功率を高めやすいことも特徴です。在職中で時間が限られる方や、業界事情に詳しくない方でも、プロのサポートにより効率的に転職活動を進めることができます。

――転職エージェントを大きく分けると、さまざまな職種を扱う大手総合転職エージェントと、特定の職職に特化した専門エージェントがあります。経理を目指す人の場合は経理職特化型のエージェントの利用も視野に入ってくると思いますが、どちらを選んだほうがいいでしょうか。

求人数自体は大手総合転職エージェントのほうが多いです。例えば「経理職に転職するかSEに転職するか迷っている」という方であれば、職種の選択肢が多い大手を利用するのがいいと思います。

一方で、すでに経理職への転職を決めているのであれば、経理職に特化したエージェントを利用するほうが自分の希望や経歴に合った求人を探しやすいでしょう。

経理とひと言で言っても、メインの業務が連結決算なのか管理会計なのかで大きく異なりますし、どういったキャリアプランを描くかでも転職活動の内容は変わってきます。 経理に特化したエージェントは求人を出している企業の事情を深く把握しているので、「経理」からさらに一歩先へ踏み込んだ、希望業務やキャリアプランなどに寄り添った提案ができるでしょう。

――複数ある転職エージェントサイトの中から自分に合ったエージェントを選ぶコツは?

まずは、希望条件に合った求人を取り扱っているかどうかを確認することが重要です。さらに、その転職エージェントから過去に内定実績があるかどうかを比較できると望ましいでしょう。 たとえば、ジャスネットでは求人情報に「過去入社実績あり」と記載されており、登録者は求人を確認する際に参考にできます。

ただし、非公開求人も存在するため、実際の状況は登録してみないと分かりません。複数のエージェントを並行して利用し、自分に合ったエージェントを見つけるのも一つの方法です。

また、インターネット上の情報だけではサポート内容の全体像を把握することは難しいため、経理職の知人や同僚がいれば、転職時に利用したエージェントの評判を聞いてみるのもいいでしょう。

他エージェントで不採用の方でも丁寧な推薦で内定が可能に

――転職に不安があると、たくさんの求人に応募したほうがよいと考える方も多そうです。求人数や知名度で転職エージェントを選ぶのは誤りでしょうか。

ジャスネットには、さまざまな経歴を持つ求職者がいらっしゃいます。求職者の方の中には、経理経験が少ない方や転職回数が多い方など、選考でハンデと捉えられかねない条件を持つ方もいます。そうした場合でも、経歴や人柄の中から推薦できるポイントを丁寧に見つけ、企業に紹介できるのが、大手とは異なる特化型転職エージェントの強みです。

実際に、大手総合型エージェントでは選考が進まなかった方が、ジャスネットを利用して内定につながるケースがあります。一見すると経歴は不利に見えても、企業と直接打ち合わせをしているエージェントであれば、「この方のスキルや性格は、あの企業に合うのではないか」と判断できることがあります。

たとえば、経理経験が少なくても「飲食業で6年間勤務しており、ストレス耐性が高くて人柄も申し分ない」と評価し、推薦することが可能です。

大手エージェントは求人数が多い反面、応募者一人ひとりを細かく把握するのは難しい傾向があります。 ジャスネットのような経理職に特化したエージェントは規模が小さい一方で、企業の人材ニーズを深く理解しており、応募者の強みを的確に掴み、推薦できる点が特徴です。

「自分の経理経験で大手企業の経理部に行けるのだろうか」「転職回数が多いけれど通用するだろうか」など、不安を抱える方こそ、ぜひご相談ください。応募者自身も気付いていない経理職の多様な職場やキャリアの選択肢を、一緒に検討することができます。

――最近は経理未経験からの転職も増えていると聞きます。経理経験の有無によっても転職エージェントの活用方法は異なりますか?

未経験の方の中には、「経理に転職したい」と思ってはいても、志望動機がぼんやりしているケースも少なくありません。経理業務に対する知識が深くない方には、まずは事業会社と会計事務所の違いや経理と財務の違いなどを説明します。その上で求職者のスキルや希望を汲み取り、適切な求人先を紹介させていただく流れです。

このような詳細なすり合わせが可能なのは、経理に特化したエージェントの強みですね。経理未経験による知識不足をエージェントが補うことで、「なぜ経理を選んだのか」「この先どんな経理キャリアを歩んでいきたいのか」といった言語化のお手伝いもできると思います。これらの回答内容が不十分だと書類でも面接でも選考通過は難しいですから。

ノルマ優先のエージェントはおすすめしない

――書類選考や面接ではどんなサポートを受けられますか?

書類選考のサポートでもっとも多いのは履歴書や職務経歴書の添削ですね。経理の選考書類の作り方は他職種に比べると独特で、会社の売上規模や従業員数、配属先の部署人数や経理の担当者数などを数字で詳細に記載するようにアドバイスしています。会社規模や経理の担当人数によって業務内容も変わってくるので、大切なポイントになります。

面接対策では、志望動機の具体性を重視します。「御社の経営理念に共感して応募しました」だけでは説得力に欠けますよね。そういった場合は企業が求める人物像と求職者の経歴の共通点を盛り込んだり、書類選考で評価された点を推測して、そのスキルを効果的にアピールするよう改善します。

さらに、過去に面接を受けた方の情報があれば、質問事例を共有し、どのように回答するかを一緒に検討します。

――内定後の条件交渉も転職エージェントのサポートのひとつですが、具体的にはどういった交渉を行ってもらえるのでしょうか?

例えばジャスネットでは、企業に対して「オファー面談」を積極的に提案しています。オファー面談とは、すでに内定が出た求職者が入社を迷っている際に、「実際の残業時間はどれくらいか」「人事評価制度はどうなっているのか」といった不安点を企業に直接質問できる場です。面接では聞きにくかったことも、オファー面談では確認できるため、入社後のミスマッチや不安を解消することができます。

ただし、オファー面談は必ず実施されるわけではありません。転職エージェント側にとっては、内定辞退につながる可能性があるため、実施のメリットが少なく、オファー面談を提案せずに内定承諾を急ぐエージェントも多いです。

すでに入社の意思が固まっていれば問題ありませんが、迷いがある場合は、ジャスネットのようにオファー面談を促してくれるエージェントに相談することをおすすめします。

――実際に転職エージェントを利用してみて「合わない」と思ったり、サポートの方向性が違うなと思ったりすることもあると思います。信頼できるエージェントの見極め方を教えてください。

転職エージェントの利用者が「合わない」と感じる大きな理由の一つに、「希望と異なる求人ばかり紹介されること」があります。一部の転職エージェントでは、成約人数や推薦人数などのノルマが設定されており、登録者に対して一律に「まずは20社受けてみましょう」と勧める場合もあります。

しかし、求職者には年齢、経歴、希望条件など個別の事情があり、応募すべき求人数は人によって異なります。こうした背景を無視し、希望と異なる求人を無理に受けさせるようなエージェントは、あまりおすすめできません。

――転職エージェントを上手に活用していくコツはなんでしょうか?

登録後は、まず一社でもよいので応募してみることをおすすめします。転職エージェントは登録者の動きを確認しているため、応募している方のほうが新たな求人を紹介しやすくなります。もし応募したい求人が見つからない場合や希望条件に変更がある場合は、その旨を速やかにエージェントへ連絡してください。

――エージェントとの情報共有が大事なんですね。

そうですね。転職エージェントには、できる限り何でも相談してください。「仕事が忙しくて連絡が遅れてしまう」という場合でも、その旨を伝えていただければ、エージェントが企業との調整を行うことができます。企業は複数の候補者を並行して選考しているため、連絡が途絶えると不利になる可能性があります。

また、不安に感じることも共有してください。以前、私が担当した方から、書類選考を通過した後に突然「選考を辞退したい」という申し出がありました。理由を伺うと、「ホームページを見たら予想以上に体育会系の企業だったので、自分には合わないと思った」とのことでした。

その企業とは私も打ち合わせをしたことがあります。確かに企業の雰囲気としては体育会系でしたが、経理部はとても静かで落ち着いている実情を知っていました。結果的にフォローし、理解していただけましたが、このように転職活動における意思決定の理由を含めて共有していただければ、エージェント側も適切なサポートが可能になります。

――経理職を目指す方がどのように転職エージェントを利用すればいいかが分かりました。本日はありがとうございました!

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執筆者プロフィール

ジャスネットキャリア編集部

WEBサイト『ジャスネットキャリア』に掲載する記事制作を行う。
会計士、税理士、経理パーソンを対象とした、コラム系読み物、転職事例、転職QAの制作など。
編集部メンバーは企業での経理経験者で構成され、「経理・会計分野で働く方々のキャリアに寄り添う」をテーマにしたコンテンツ作りを心がけていてる。

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