今の仕事から経理職への転職を考えているものの、「実務経験がないから難しいのでは?」と不安に思う方も多いでしょう。また何か有利な資格を取得したいと思った時に、簿記と英語は最初に選択肢にあがるのではないでしょうか。
ジャスネットの転職エージェントによれば「日商簿記2級」×「TOEIC800点以上」を持っていれば、未経験でも十分にキャリアアップ転職のチャンスがあるといいます。 その強みとはいったい何か、ここで解説していきます!
経理未経験からでも大丈夫?
転職エージェントが教える「簿記2級」×「TOEIC800」で可能な転職先4選
ジャスネットキャリア編集部
今の仕事から経理職への転職を考えているものの、「実務経験がないから難しいのでは?」と不安に思う方も多いでしょう。また何か有利な資格を取得したいと思った時に、簿記と英語は最初に選択肢にあがるのではないでしょうか。
ジャスネットの転職エージェントによれば「日商簿記2級」×「TOEIC800点以上」を持っていれば、未経験でも十分にキャリアアップ転職のチャンスがあるといいます。 その強みとはいったい何か、ここで解説していきます!
なぜこの2つの資格が経理転職に強いのか、まずはその理由を解説します。
日商簿記2級は、企業の経理業務に必要な財務諸表の作成や仕訳の知識を証明する資格です。財務三表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)を理解し、基本的な会計処理ができることを証明できるため、企業の経理部門で即戦力として評価されます。
特に中小企業やベンチャー企業の経理職、上場企業の経理アシスタント職などでは、経理の実務経験がなくても知識を持っていることが採用の際に大きな強みとなります。
また、日商簿記2級を取得していることで、将来的に1級や税理士試験へのステップアップもしやすくなります。
TOEIC800点以上の英語力は、外資系企業やグローバル展開をしている日系企業での評価が高くなります。特に国際会計基準(IFRS)を導入している企業では、英語での会計資料の読解や海外拠点とのコミュニケーションが必要となるため、英語力があることで業務の幅が広がります。また、経理・財務部門では会計ソフト(ERPシステム)の操作、英文メールや英語の会計レポート作成が求められるケースもあり、TOEIC800点以上のスコアを持つことで未経験でも即戦力として活躍できる可能性が高まります。
この2つの資格を持つことで、上場企業や外資系企業、会計事務所など多様な選択肢が生まれ、未経験からでもキャリアアップが可能になります。
日商簿記2級とTOEIC800点を持っていると、どのような転職先があるのでしょうか?
以下に代表的な転職先を紹介します。
上場企業では経理部門では業務が細分化し、担当別にやるべきことが確立されており、最初はアシスタントとして業務を学べる環境が整っています。日商簿記2級の知識があれば仕訳や月次決算のサポート業務を任されることが多く、経験を積むことで正社員採用のチャンスも広がります。
また、英語力を活かせる業務も多く、海外子会社とのやり取りや、英文財務報告書の作成・チェックなどを担当する機会があります。特にTOEIC800点以上のスコアを持っていると、国際会計基準(IFRS)に基づく決算業務や、海外拠点との会計データのやり取りなどの業務に携われる可能性が高くなります。そのため、英語スキルを活かしてキャリアアップを目指したい方にとっても、魅力的な選択肢の一つです。
外資系企業では、英語力を活かせるポジションが多く、TOEIC800点以上のスコアがあれば十分に評価されます。ただ、未経験可の求人の数はそれほどありません。
転職エージェント目線で現実的なお話をさせていただくのなら、まずは日系企業の経理部で経験を積んでから外資系企業への転職がスタンダードでしょう。その際に、TOEIC800点以上のスコアがあれば、それは間違いなく採用面でプラスに働きます。
また、簿記2級の知識だけでなく、国際会計基準(IFRS)や米国会計基準(US GAAP)の基礎知識、エクセルスキル(ピボットテーブル・VLOOKUP関数など)があると、より高評価につながります。
特に英語での財務諸表の作成や、海外支社との財務データのやり取り、監査対応など、実務での応用力が重要になります。
会計事務所では、企業の決算業務や税務申告を支援する業務が中心となります。
特に国際税務を扱う会計事務所や法人などの大手会計事務所・税理士法人では、英語力と簿記2級の知識を活かして活躍できるチャンスが広がります。国際税務に関する業務では、海外取引の税務対応や国際会計基準(IFRS)への対応が求められるため、TOEIC800点以上の英語力が大きな強みとなります。
また、大手会計事務所・税理士法人では研修制度が整っているため、未経験でも実務を学びながらスキルアップが可能です。日商簿記2級の知識を活かしながら、税務や財務に関する知識を深め、税理士試験に挑戦し、将来的には税理士や国際税務専門家を目指す道も開けます。
中小企業の経理職では業務が細分化されておらず幅広く担当することが多いため、未経験でも積極的に様々な実務に関われるチャンスがあります。日商簿記2級を持っていると即戦力として評価されますが、最初のキャッチアップは少々大変かもしれません。またTOEICのスコアがあると海外取引の対応なども任されることがあります。
キャリアアップの道としては、まず日常的な仕訳や月次決算の補助業務をこなしながら、財務分析や資金繰り管理など業務に幅広く携わる機会を増やしていくことが重要です。
数年の実務経験を積んだ後、より規模の大きな企業の経理部門や、経営企画・財務部門へキャリアチェンジすることも可能です。また、税理士事務所や会計事務所へ転職し、専門性を高める選択肢もあります。
経理未経験からの転職では、経理・会計専門の転職エージェントの利用が必須です。
なぜなら一般的なエージェントでは経理職特有のスキルや企業のニーズを十分に理解していないことが多く、適切な求人の紹介や的確なアドバイスを受けられない可能性があるからです。
特に経理職は、個人のスキルが細分化しているおり、どの企業のどの求人に自身がフィットするかの見極めが難しいからです。経理・会計分野専門のエージェントを活用することで、企業の求めるスキルや経験に沿った適切なアピール方法を学ぶことができ、転職成功率が大幅に上がります。
<具体的なメリット>
<具体的なメリット>
このように、経理・会計専門のエージェントを利用することで、未経験からの転職でもスムーズに経理キャリアをスタートさせることができます。
<具体的なメリット>
Sさんは営業職として働いていましたが、得意の英語力を活かせる経理の仕事を希望して転職を決意。エージェント経由で外資系メーカーの経理アシスタント職に応募しました。
エージェントはまず、候補者の職務経歴書をブラッシュアップし、営業職で培った数値管理能力や顧客折衝経験を経理業務に活かせるようにアピールポイントを整理。さらに、模擬面接を行い、想定質問に対する受け答えを練習した結果、経理実務は未経験ながらも面接で自信を持って対応できるようになりました。
企業側は簿記2級の知識とTOEICスコアを評価し、採用を決定。入社後は売掛・買掛管理を中心に担当しながら、決算業務のサポートを行い、実務経験を積んでいます。
<具体的なメリット>
Kさんは事務経験を活かしながら今後は安定した経理職にチャレンジしたいと簿記2級の資格を取得。さらに英語の勉強も続けていました。
エージェントのサポートを受け、まず履歴書と職務経歴書を見直し、Excelスキルや事務処理の正確性を強調する形で作成。さらに、経理の基礎知識に関する短期研修を紹介し、実務で役立つ知識を補強。面接対策として、過去の転職成功者が聞かれた質問リストをもとに模擬面接を実施し、回答の精度を向上させました。
結果として、特にExcelの使用経験や英語でのメール対応能力が評価され、経理部門のアシスタント職として採用。現在は月次決算の補助業務を担当し、さらに上のポジションを目指しています。
経理未経験でも、簿記2級とTOEIC800点があれば十分に転職のチャンスがあります。
どちらかひとつの資格を持っている人よりも、ふたつを掛け合わせることでより希少な人材として、転職市場でアピールすることができるでしょう。
転職先の選択肢は幅広く、未経験からでもキャリアを築いていくことが可能です。さらに実務経験を積んでいくことで、年齢に関わらず、よりランクアップした転職もできるようになります。
ただし実務経験がない分、転職エージェントを活用することが成功のカギになります。資格を取得したら、積極的にエージェントを利用しキャリアアップを目指しましょう!
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会計士、税理士、経理パーソンを対象とした、コラム系読み物、転職事例、転職QAの制作など。
編集部メンバーは企業での経理経験者で構成され、「経理・会計分野で働く方々のキャリアに寄り添う」をテーマにしたコンテンツ作りを心がけていてる。
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