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2025年最新!経理未経験者向けの転職エージェントと成功のコツ

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2025年7月4日ジャスネットキャリア編集部

経理職への転職を考えている未経験者にとって、適切な転職エージェントの選択は成功への鍵となります。経理は専門性が高く、経験者が優遇される職種であるため、未経験者は戦略的なアプローチが必要です。本記事では、経理未経験者が転職エージェントを活用して成功するためのノウハウを詳しく解説します。

目次

■経理に強いおすすめ転職エージェントの紹介

(1)未経験者向けの経理転職エージェント

ジャスネットコミュニケーションズ株式会社は、経理・会計分野に特化した転職エージェントとして、業界でも高い評価を受けています。公認会計士が創業し経理・会計分野に特化したエージェント会社として、取引社数6,200社を超える豊富な求人ネットワークを持っています。

ジャスネットの特徴は、未経験者に対しても手厚いサポートを提供することです。登録すれば無料で利用できる経理業務全般がわかる情報コンテンツや、経理のスキルアップに役立つ動画講座なども提供しています。これらのコンテンツを活用することで、未経験者でも経理の基礎知識を身につけながら転職活動を進められます。

ジャスネットは専門性の高い転職エージェントであるため、未経験者が求人紹介を受けるためには、簿記や公認会計士、税理士などの資格があると有利とされています。事前に簿記3級以上の資格があるとサービスを有効活用できますが、未経験・無資格の状態でも利用することができます。

(2)経理職に特化したエージェントの特徴

経理職に特化した転職エージェントには、一般的な総合型エージェントとは異なる特徴があります。最も大きな違いは、経理業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍していることです。業界に疎いエージェントを使ってしまうと、企業への誤った理解を持ったまま転職してしまい、転職に失敗する可能性さえあります。

経理特化型エージェントのキャリアアドバイザーは、経理業務の具体的な内容から、企業ごとの会計処理の特徴、キャリアパスの描き方まで、深い知識を持っています。

また、経理職に特化しているからこそ、人事を経由することなく経理部門のトップとやり取りができているケースが多く、経験の有無のみで人事による足切りが行われず、面接官に直接推薦することも可能です。

さらに、経理特化型エージェントは非公開求人の割合が高いことも特徴です。経理職の求人は、企業の財務状況に関わる重要なポジションであることから、一般公開されずにエージェント経由でのみ募集されることが多いのです。これにより、未経験者でも条件の良い求人に出会える可能性が高まります。

(3)未経験者がエージェントを利用する理由

未経験者が転職エージェントを利用する最大の理由は、プロのサポートを受けながら効率的に転職活動を進められることです。経理職は専門性が高く、求人の見極めや応募書類の作成、面接対策など、すべての段階で専門的な知識が必要になります。

転職エージェントは求人を募集している企業から手数料を受け取っているため、求職者は完全無料で利用できます。これにより、経理未経験者でも金銭的な負担なく、プロのサポートを受けることができます。

また、転職エージェントを利用することで、自分だけでは見つけられない求人に出会える可能性も高まります。未経験者向けの経理求人は限られているため、多くの求人情報にアクセスできることは大きなメリットです。さらに、エージェントが企業との間に入って条件交渉を行ってくれるため、年収や労働条件の向上も期待できます。

(4)派遣事業をやっていることでの経理部との深い関係性

ジャスネットはこれまで人材紹介事業以外に、人材派遣事業も行っています。これにより、人事部門だけではなく、採用の決定権を持つ経理部の現場責任者(部長、課長など)とも密な関係を築いています。企業の経理部から直接、多種多様なパターンの求人をいただいており、常に現場のニーズを把握しています。

転職活動をしている際は、求人要項と自身のキャリアが合っているのか、その企業で求めている水準に達しているのか不安なことも多いでしょう。ジャスネットの場合は、エージェントが、あなたのやりたい業務と強みを鑑みた上で個別に企業にアピールし、転職成功への道を後押しすることができます。

■転職エージェントを賢くフル活用するテクニック

(1)エージェントとのコミュニケーションのコツ

転職エージェントとの円滑なコミュニケーションは、転職成功の重要な要素です。まず、初回面談では、自分の経歴やスキル、転職への想いを率直に伝えることが大切です。未経験であることを隠さず、なぜ経理職を目指すのか、どのようなキャリアを描いているのかを明確に伝えましょう。

エージェントとの継続的な連絡も重要です。求人紹介を受けた際は、迅速に対応し、自分の意見や疑問点を遠慮なく伝えることで、より適切な求人を紹介してもらえます。また、面接後のフィードバックも積極的に共有し、次回の面接に活かしてもらいましょう。

(2)求人選びのポイント

①教育制度の充実している企業を選ぶ

未経験者が経理職の求人を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。まず、研修制度や教育体制が充実している企業を選ぶことが重要です。未経験者にとって、実務を通じて学べる環境があるかどうかは、その後のキャリア形成に大きく影響します。

②企業規模により、まかされる業務範囲が違うことを知っておく

また、企業規模や業界による違いも考慮する必要があります。大企業では分業制が進んでおり、特定の業務に専念できる一方で、中小企業では幅広い経理業務を経験できます。自分のキャリア目標に合わせて、どちらが適しているかを慎重に判断しましょう。

給与や労働条件も重要な要素ですが、未経験者の場合は最初から高い条件を求めすぎないことも大切です。まずは経験を積み、スキルを身につけることを優先し、段階的にキャリアアップを目指すという考え方も必要です。

■経理の転職事情と市場動向

(1)現在の経理職の求人状況

2025年後半以降の経理の転職市場は、求人数が求職者数を上回る「売り手市場」が続くと予想されています。これは、デジタル化の進展により経理業務の効率化が求められる一方で、生産年齢人口の減少や高度な専門知識を持つ経理人材の需要が高まっているためです。

現在の経理職求人の傾向として、単純な入力作業や定型的な業務は自動化が進んでいる一方で、分析業務や会社の未来を見据える管理会計的な業務を担える人材の需要が増加しています。そのため、未経験者であっても、将来性を踏まえて採用する企業が増えています。

特に、中小企業やベンチャー企業では、経理業務の幅広い経験を積める環境が整っており、未経験者にとって魅力的な選択肢となっています。これらの企業では、経理の基礎から応用まで幅広く学べるため、キャリア形成の観点からも有効です。

(2)経理職のキャリアパスと将来性

経理職のキャリアパスは、多様な選択肢があることが大きな魅力です。一般的には、経理担当者から始まり、主任、係長、課長へと昇進していく管理職コースがあります。また、専門性を深めて経理のスペシャリストとして活躍する道もあります。

さらに、経理の経験を活かして、財務部門への異動や、監査法人、会計事務所への転職という選択肢もあります。近年では、経理の知識を活かしてコンサルティング業界に転身する人も増えています。

将来性の観点から見ると、AI技術の発達により定型的な業務は自動化される一方で、データ分析や管理会計業務の需要は高まっています。そのため、継続的なスキルアップと学習意欲があれば、長期的なキャリア形成が可能な職種と言えます。

■経理職に必要なスキルと資格

(1)経理職に役立つ資格一覧

経理職に転職する際に有効な資格は複数あり、それぞれ異なる意味を持ちます。最も基本的で重要な資格は日商簿記検定です。日商簿記3級は経理の基礎知識を証明する資格であり、未経験者でも比較的取得しやすいため、転職活動開始前に取得することをおすすめします。

日商簿記2級は、工業簿記や株式会社の会計処理を含む、より実践的な内容をカバーしており、経理職への転職において大きなアドバンテージとなります。多くの企業が簿記2級以上を応募条件としているため、可能な限り取得を目指しましょう。

その他の有効な資格としては、ファイナンシャル・プランナー(FP)や税理士試験の科目合格、MOS(Microsoft Office Specialist)などがあります。これらの資格は、経理業務の幅を広げたり、関連業務への対応力を示したりするのに役立ちます。

(2)求められるスキルセット

経理職に求められるスキルは、技術的なスキルとソフトスキルの両方があります。技術的なスキルとしては、まず会計ソフトの操作能力が挙げられます。弥生会計、勘定奉行、freeeなどの主要な会計ソフトの操作経験があると、転職活動において有利になります。

Excel スキルも経理職では必須です。VLOOKUP関数、ピボットテーブル、マクロなどの高度な機能を使いこなせることで、業務効率を大幅に向上させることができます。また、最近では Power BI や Tableau などのデータ分析ツールのスキルも重要視されています。

ソフトスキルとしては、正確性と責任感が最も重要です。経理業務はミスが許されない性質があるため、細心の注意を払って業務を遂行できることが求められます。また、他部署との連携も多いため、コミュニケーション能力も重要なスキルの一つです。

■経理未経験者が求人を探す際のポイント

(1)未経験者におすすめの求人の特徴

未経験者が経理職の求人を探す際には、いくつかの特徴に注目することが重要です。まず、「未経験歓迎」と明記されている求人を優先的に検討しましょう。20~30代前半の転職希望者に多く利用されており、未経験者歓迎の求人も充実している転職エージェントもあります。

研修制度や教育体制が整っている企業の求人も魅力的です。OJT制度があり、先輩社員からの指導を受けながら実務を学べる環境があるかどうかを確認しましょう。また、外部の研修機関との提携がある企業では、体系的な知識習得が可能です。

企業の成長段階も重要な判断材料です。成長中の企業では、経理業務の幅が広がりやすく、多様な経験を積む機会が多くなります。一方で、安定した企業では、確立された業務フローの中で着実にスキルを身につけることができます。

(2)求人応募時の確認項目

①業務の詳細を確認

求人に応募する前に確認すべき項目は多岐にわたります。まず、具体的な業務内容を詳しく確認しましょう。「経理業務全般」という表現だけでは実際の業務内容が分からないため、日次・月次・年次の業務の詳細を確認することが重要です。

②勤務条件を確認

勤務条件についても確認を怠らないことが大切になってきます。残業時間、休日出勤の有無、有給取得率などは、働きやすさに直結する要素です。特に経理職は月末月初や決算期に業務が集中するため、繁忙期の勤務体制についても確認しておきましょう。

③キャリアアップの機会を確認

キャリアアップの機会についても重要な確認項目です。昇進・昇格の基準、研修制度の充実度、資格取得支援制度の有無などを確認することで、長期的なキャリア形成の可能性を判断できます。

■経理職における転職の流れと注意点

(1)転職活動のステップ

経理職への転職活動は、計画的に進めることが成功の鍵となります。まず、転職活動を開始する前に、自己分析を徹底的に行いましょう。なぜ経理職を目指すのか、どのようなキャリアを描いているのか、現在のスキルや経験をどう活かせるのかを明確にします。

次に、必要な資格の取得を検討します。最低でも日商簿記3級、できれば日商簿記2級の取得を目指しましょう。資格取得と並行して、転職エージェントへの登録を行います。エージェントとのコミュニケーションは転職においても重要なポイントです。転職時に求めることを自身の要望としてしっかり伝えるようにしましょう。

履歴書・職務経歴書の作成は、エージェントのアドバイスを受けながら行います。未経験者の場合、これまでの経験をどう経理職に活かせるかを具体的に表現することが重要です。面接対策も入念に行い、志望動機や自己PRを明確に伝えられるよう準備しましょう。

(2)注意すべきポイント

経理職への転職活動において、未経験者が特に注意すべき点があります。まず、応募企業の業界や事業内容を十分に理解することが重要です。経理業務は業界によって特徴があるため、その業界特有の会計処理や税務処理について基本的な知識を持っておくことが望ましいです。

また、転職活動のスケジュール管理も重要です。経理職の求人は、決算期前後に増加する傾向があります。そのため、業界の動向を把握し、適切なタイミングで転職活動を行うことが効果的です。

さらに、面接では未経験であることを正直に伝えつつ、学習意欲と成長への意欲を強調することが大切です。経理職への転職理由を明確に説明し、長期的なキャリア形成への意欲を示すことで、企業からの信頼を得ることができます。

■経理職における転職の成功のコツ

(1)効果的な自己PRの作成

未経験者が経理職への転職を成功させるには、効果的な自己PRの作成が不可欠です。自己PRでは、これまでの経験を経理職にどう活かせるかを具体的に表現することが重要です。例えば、営業職での数字管理経験、事務職での正確性、接客業でのコミュニケーション能力など、一見関係ないような経験でも経理職に活かせる要素を見つけ出しましょう。

また、資格取得への取り組みや、経理に関する勉強会への参加など、具体的な行動を通じて意欲を示すようにするといいでしょう。なぜ経理職を選んだのか、どのようなキャリアを描いているのかを明確に表現することで、企業に対する本気度を伝えることができます。

数字への親しみやすさや、細かい作業への集中力なども、経理職にとって重要な要素です。これらの能力を具体的なエピソードとともに紹介することで、未経験でも経理職に適性があることをアピールできます。

(2)面接対策のポイント

経理職の面接では、専門的な知識についての質問も予想されます。簿記の基本的な仕組みや、貸借対照表・損益計算書の読み方など、基礎的な知識は必ず身につけておきましょう。完璧な回答ができなくても、学習に取り組んでいる姿勢を示すことが重要です。

志望動機については、その企業を選んだ理由を具体的に説明できるよう準備するといいでしょう。企業の事業内容、経営方針、業界での位置づけなどを研究し、なぜその企業で経理職に就きたいのかを明確に伝えてみてください。

また、経理職特有の責任感やプレッシャーについても理解していることを示しましょう。経理業務の重要性や、ミスが許されない環境での働き方について、自分なりの覚悟や対処法を考えておくことが大切です。

■経理転職に関するよくある質問

(1)未経験で経理に転職できるか

未経験者による経理職への転職は、決して不可能ではありません。経理は実務経験が重視される職種であり、未経験者にとっては狭き門だと言われていますが、適切な準備と戦略により成功の可能性は十分にあります。

成功のためには、まず資格取得が重要です。すでに述べた通り、日商簿記3級は最低限必要であり、日商簿記2級があれば転職活動において大きなアドバンテージとなります。また、経理業務への理解を深めるために、関連書籍の読書や勉強会への参加も効果的です。

また、会計事務所から経理職を目指す方法もあります。事業会社に比べて会計事務所は一般の方になじみがないため、応募の総数が少ないというのがあります。税務や会計の専門知識を持つ会計事務所出身者は、企業経理において即戦力として期待される存在です。

(2)転職エージェントの選び方

転職エージェントの選び方は、転職成功の重要な要素です。まず、経理職に特化したエージェントを選ぶことが基本です。経理は専門性の高い職業であり、業界・求人企業での働き方・キャリアなど、エージェント自身にも高い専門知識が求められます。

エージェントとの相性も重要な要素になります。初回面談での対応、提案される求人の質、コミュニケーションの取りやすさなどを総合的に判断し、自分に合ったエージェントを見つけましょう。担当者の経理業界への理解度や、未経験者への対応実績についても確認することが大切です。

■まとめ

経理未経験者の転職は挑戦的な道のりですが、適切な準備と戦略により十分に実現可能です。転職エージェントの活用、資格取得、効果的な自己PR作成、そして継続的な学習意欲が成功の鍵となります。

2025年の経理転職市場は売り手市場が続くと予想されており、未経験者にとっても好機といえるでしょう。しかし、だからこそ入念な準備と戦略的なアプローチが重要になります。

経理職は専門性が高く、長期的なキャリア形成が可能な魅力的な職種です。未経験からのスタートであっても、継続的な努力と学習により、必ず成長できる分野です。適切な転職エージェントのサポートを受けながら、自信を持って転職活動に取り組んでください。

執筆者プロフィール

ジャスネットキャリア編集部

WEBサイト『ジャスネットキャリア』に掲載する記事制作を行う。
会計士、税理士、経理パーソンを対象とした、コラム系読み物、転職事例、転職QAの制作など。
編集部メンバーは企業での経理経験者で構成され、「経理・会計分野で働く方々のキャリアに寄り添う」をテーマにしたコンテンツ作りを心がけていてる。

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