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公認会計士の業務分野~その魅力とやりがいとは?

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ジャスネットキャリア編集部

公認会計士という仕事の魅力は、何なのでしょうか。どのようなところにあるのでしょうか。ここでは、まず、日本公認会計士協会と公認会計士監査審査会のWEBページから確認してみましょう。

■ 日本公認会計士協会と公認会計士監査審査会が紹介する仕事の魅力とは?

公認会計士の魅力は、日本公認会計士協会のホームページに記載されています。

公認会計士とは|日本公認会計士協会

そのホームページでは、「公認会計士の使命と仕事内容」、「公認会計士に関する制度」、「公認会計士の活躍の場」などについて紹介しています。

また、公認会計士の活躍については、金融庁の公認会計士監査審査会のホームページでも紹介されています。

公認会計士・監査審査会/公認会計士試験合格者等の方へ

WEBページは、ややお堅い印象があるものの、公認会計士の魅力を伝えようとしているので、一読する価値はあるかと思います。

■ 念頭に置いておきたい「公認会計士法第1条」

日本公認会計士協会のWEBページでは、公認会計士の使命を>公認会計士法第1条の内容を引用して以下のように説明しております。

公認会計士は、監査及び会計の専門家として、独立した立場において、財務書類その他の財務に関する情報の信頼性を確保することにより、会社等の公正な事業活動、投資者及び債権者の保護等を図り、もつて国民経済の健全な発展に寄与することを使命とする。

この公認会計士法第1条は、公認会計士の仕事がこの条文の文言に集約されるとして、公認会計士協会の倫理研修などでもしばしば引用されます。公認会計士を目指そうとする方は、この条文を頭の片隅に入れておくとよいかもしれません。

この黄色の箇所は、公認会計士の使命として、公認会計士協会ではより詳細に説明しています。

公認会計士の使命 | 日本公認会計士協会

■ 公認会計士の活躍する場所

公認会計士の魅力とやりがいとしてみるときやはり、公認会計士がどのような場で活躍しているのか、それぞれの公認会計士がプロフェッショナルとして社会に貢献し、自らの人生を切り開いています。

(1)監査業務で活躍する

公認会計士試験に合格すると、大多数の人は監査法人に所属し、まずは監査業務に従事することになります。

監査には、法定監査、任意監査などがあり、特に公認会計士監査は、公認会計士の独占業務になります。公認会計士の使命の「独立した立場」というキーワードにあるように、公認会計士が、内部監査も含め、様々な監査を行う機会に恵まれることになります。

『会計士の転職』

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(2)株式公開支援の場で活躍する

株式公開支援といっても、監査法人、証券会社、上場準備企業のCFO等様々な立場からの支援がありますが、公認会計士はいずれの立場からも活躍する機会に恵まれることになります。

上場をしようとする会社は監査法人の監査証明がなければ上場ができないため、公認会計士監査を受けることが必須となります。

証券会社は、会社の予算が適正に作成され、会社の運営が会社法に則って運営されているかを確認し(上場審査といいます)、上場により行う資金調達が金商法に則って行われる(株式引受といいます)ようにしなければなりません。

上場準備企業のCFOは、公認会計士監査を受け、証券会社による審査、株式引受が可能なように社内体制を整えていかなければなりません。これらのいずれの立場に立ったとしてもすべて場面で公認会計士資格を要するわけではないのですが、公認会計士試験の知識は必須となります。

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(3)ビジネスアドバイザリーとして活躍する

ビジネスアドバイザリーといっても様々なものがあります。

株式公開支援のアドバイザリー事業再生支援のアドバイザリー税務アドバイザリーM&Aアドバイザリーなど多岐にわたります。公認会計士の知識があればこそ、こうしたアドバイザリー業務に携わる機会に恵まれ、業務を行う公認会計士が多数います。

つまり、株式公開のアドバイザリーは上記(2)に譲りますが、事業再生支援アドバイザリーであれば利益計画策定、会社の財務諸表の作成、税務アドバイザリーであれば確定申告書の作成や税効果会計対応、M&Aアドバイザリーであれば企業価値評価のための精査などで、公認会計士試験の知識は必要最低限の知識として活用されます。

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(4)独立開業し活躍する

公認会計士などの士業の魅力の一つに独立開業があります。独立開業するにしても何を専門にするのか。公認会計士の資格の特徴を活かし、独立にも様々な形があります。

会計事務所として税務を行う場合もあれば、コンサルタントして株式公開支援、事業再生支援、M&A、経理業務など行います。これらは、監査法人や監査法人に出た後のコンサル会社などの実務経験や人脈を基に力を蓄え、独立開業していきます

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(5)監査法人でグローバルに活躍する

いわゆる大手監査法人は、グローバルの会計事務所のメンバーファームです。よって、海外での新規の会計基準、監査のトレンドをいち早くキャッチし、グローバルで活躍するための足場とすることができます。

(6)組織内会計士として活躍

上場している企業、上場しようとする企業にとって、作成された財務諸表が信頼される得るものでなければなりません。一方で、どうすれば作成した財務諸表が信頼される得るものとして認められるのか理解していない企業が多くあります。

こうした企業にとって公認会計士を組織内会計士として知見を活用する事例は多々あります。また、「監査」というキーワードからみても「監査役監査」「内部監査」などの場でも公認会計士の知見を求める場は多々あります。

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執筆者プロフィール

ジャスネットキャリア編集部

WEBサイト『ジャスネットキャリア』に掲載する記事制作を行う。
会計士、税理士、経理パーソンを対象とした、コラム系読み物、転職事例、転職QAの制作など。

編集部メンバーは企業での経理経験者で構成され、「経理・会計分野で働く方々のキャリアに寄り添う」をテーマにしたコンテンツ作りを心がけていてる。

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