日本経済新聞 地域経済2022/8/10
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO63305650Z00C22A8LX0000/
福岡市は2012年にスタートアップ都市宣言を出し、創業しやすい街を目指し環境を整えてきた。
九州産業大学の船岡健太教授によると、宣言した12年から21年までの10年間で29社の九州企業が上場し、うち6割超の19社が福岡企業だった。
だが、全国で俯瞰(ふかん)してみると同期間にIPOをした企業の2%を占めるにすぎない。宣言以降に起業した会社の上場もゼロだ。東京では起業後8年程度といった社歴の短い企業のIPOが相次いでいる。一方、福岡ではスタートアップの代表格であるヌーラボでも18年かかった。








