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「飲食店」の税務の業務内容、仕事の魅力は?

飲食店の売上拡大を得意とした税理士事務所では、実際にどのような業務を行っているのでしょうか。

ここでは税理士・中小企業診断士・ウェブ解析士として、飲食店の節税対策だけではなく、売上拡大までを支援している山中宏先生にお話をお伺いしました。

飲食店の売上拡大を業務とする税理士の業務内容に興味のある方は参考になさってください。

目次

■必要とされる志向性(どんな人に向いているか?)

■「飲食店の税務」の業務内容

■「飲食店の税務」の業務のやりがいは?

■「飲食店の税務」の採用ニーズ

■「飲食店の税務」の年収はどのくらい?

■「飲食店の税務」の経験を活かしたその後とのキャリアパスは?

■必要とされる志向性(どんな人に向いているか?)

飲食店の経営者は接客業なこともあり人当たりのいい方が多いので、税理士も性格が外向きでコミュニケーション能力の高い方に向いていると思います。

例えばお酒が好きだったりすると、お酒の話で盛り上がって打ち解けることで、業務もスムーズに行うことができますよね。わたしは客として業務外で自分が担当する飲食店を訪問することもあるのですが、仕事上の付き合いだけではなく、そういった関係も大事にすることで、今後につながっていく部分もあると思います。

学生時代に飲食店でアルバイトしていた経験も生きていると思います。サービス業のお客様側、スタッフ側両方の立場がわかることはサービス業の売上拡大に役立つだけでなく、税理士というサービスの向上に役立ちます。

■「飲食店の税務」の業務内容

(1)税務申告業務

これに関しては、通常の事業会社の税務申告業務となんら変わることはありません

一般的な会計事務所で税務申告業務を処理してきた方であれば、問題なく行うことができると思います。

(2)飲食店の集客、売上拡大

わたしは中小企業診断士とウェブ解析士の資格も持っているため、飲食店のマーケティングのコンサルティング業務も請け負っています。SNSを使った集客のアドバイスや、看板や店舗改装、顧客目線でどういった飲食店が入りやすいかというアドバイスなど、業務は複合的で多岐に渡ります。

これらに関しては通常の税理士業務では身につかない知識なので、やはり勉強が必要になると思います。集客に関する情報は実地店舗視察、本、YouTube等集められるものは何でも集めました。

インスタグラムのアルゴリズムをウェブ解析士の仲間と研究したり、毎日欠かさず勉強したりして意識して情報をアップデートしています。

(3)わたしの場合

わたしの場合は税理士として差別化を図るために飲食店に特化したというよりも、担当するお客様の売上を拡大して一緒によろこびたい、という気持ちから上記のようなコンサルティング業務を請け負うようになりました。

きっかけは中小企業診断士として、ある店舗のマーケティング支援に携わったことです。

SNSにはなじみのない、小さな飲食店の年配の店長だったのですが、わたしのアドバイスでインスタグラムとLINE公式アカウントを開設。投稿を工夫することで徐々にお客様が増えていき、インスタグラムで「本日は満席です」という投稿を見た時は本当にうれしかったです。

そんな経験から、もっと飲食店に特化した税理士として、経営コンサルタント的なアドバイスを行っていきたいと思うようになりました。今では税務申告から売上拡大まで、一気通貫で請け負うことができるというのが、わたしの売りでもあります。

■「飲食店の税務」の業務のやりがいは?

通常の税務申告業務とは違い、お客様と一緒に様々なアプローチをして、実際に売上をあげていくような業務は、結果が出るのが本当にうれしいですし、仕事としても面白い部分だと思います。

特に飲食店は客数や売上などが1日ごとに目に見える形ですぐにわかるので、アプローチの検証もスピーディに行うことができます。

わたしは直近3か月で100店舗くらいのコンサルティングを請け負っていますが、どんどんノウハウが溜まっていき、それをさらに他のサービス業でも活用できたりするので、非常にやりがいがあると思いますね。

あとは純粋に客としてそのお店に行ったときに、すごく混んでいたり、活気があったりするのを見ると、自分も役に立つことができたのだなという満足感があります。

■「飲食店の税務」の採用ニーズ

(1)求められるスキル、人材

一般的な法人税の申告業務ができることは前提として、さらにコミュニケーション能力が高いことが求められると思います。そのほかにもマーケティング能力、SNSの知識、ウェブ集客・リアル集客の知識なども必要です。

わたしも常に勉強を続けており、最近ではある経営塾で学んだ「人間がどんなお店に入りたいと思うか」といった心理学の知識なども、仕事に役に立っていると感じています。

最初のステップとしては、自分の好きな飲食店を見つけて、そこがどのようなマーケティングをしているか、どんなSNSの使い方をしているのか、などを毎日チェックして、店舗側とお客様目線の両方を身につけることから始めるのがよいのではないでしょうか。

(2)採用されるポイント

もしわたしの事務所で採用するということでしたら、仕事に真摯に向き合う姿勢と、素直な性格、あとはコミュニケーション能力が高いことを重視すると思います。受け答えがきちんとできる人であれば、お客様の対応も任せられるなと思いますが、これは飲食店に限らずどんなクライアントでも当てはまることですね。

また必ずしもスーツである必要はありませんが、きちんとした印象を与えるような見た目の清潔感は必須だと思います。

(3)転職で気を付けるポイントや難易度

「税理士試験に合格し、そのまま会計事務所などに就職する方」、また「勉強しながら税理士事務所で働く方」などが多い税理士業界ではありますが、できればわたしは一度、事業会社での社会人経験がある方がよいと思っています。

例えば企業の組織の中の一員として、上司や同僚との間でもまれたり、社会人としてのきちんとした研修を受けたり、取引先とやり取りをしたりといった一つ一つの経験が、社会人としてのスキルを磨くとても大切なことだと思っているからです。

もしそういった経験があれば、面接時にぜひアピールしてください。

■「飲食店の税務」の年収はどのくらい?

飲食店の税務申告のみの場合は、他の税務申告業務と報酬は変わらないと思います。

コンサルタント業務を請け負って初めて、プラスアルファの部分が出てきます。飲食店の売上は店舗によってまちまちなので、報酬は個々の契約によるところとなります。

小さな飲食店の場合は数万円~の場合もありますが、コンサルティング業務で培った経験や知識は他のサービス業にも応用が可能ですので、やり方によっては業種を広げ、それに伴い報酬をあげることもできるのではないでしょうか。実際飲食店だけでなく、他のサービス業のお客様の相談を受けることも多くなっています。

■「飲食店の税務」の経験を活かしたその後とのキャリアパスは?

やはり個人で事務所を開設し、税務+売上拡大のコンサルタントとして飲食店以外にも業務を広げていくのがいいのではないでしょうか。

また常にSNSの最先端に触れていることで、小売りの業界が将来どのような形に変化してくのかなども、いち早く予測できるようになってきます。一例をあげるとメタバースの世界での店舗運営や、生成AIを駆使したSNSの活用などです。

世の中の今後にアンテナを張りながら仕事をしていくことが大切ですし、最新のテクノロジーを使いながらクライアントと仕事をしていくことで、税理士としての自分の今後の方向性もみえてくると思っています。

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