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いまの税理士・会計事務所を辞めたいと考えた時に“してはいけないこと”3選

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ジャスネットキャリア編集部

以前の記事で、「税理士・会計事務所を辞めたいと思った時に、しておくべきこと3選」という内容を掲載しました。

では「今の税理士・会計事務所を辞めたいと考えた時に“してはいけない”こと」は何でしょうか?

当たり前のように思えるかもしれませんが、実はやってしまいがちなことです。

今回は3つご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。

■ネットや知人の評価を鵜呑みにする

近年は誰でもがパソコンやスマホを持てる時代になり、情報検索も容易となりました。

しかし、それゆえにネット上の情報は玉石混交となり、正誤の判別も難しい状態です。

このような情報過多の状態ではひとつひとつの精査が難しくなり、自分に都合の良い情報だけを信じるようになってしまいます。これを「確証バイアス」と呼びます。

以下の理由から、インターネットや伝聞はあくまでも参考程度にしておき、最終的には実際に自分で真偽を確かめるようにしましょう。

また、求人もネットの評判も発信者が伝えたい内容がメインとなります。情報の非対称。一方からの情報だけを信じ過ぎないようにしましょう。

(1)最新の情報ではないかもしれない

転職先の税理士・会計事務所についてネット検索をすると、大きな事務所であればあるほど様々な評判を見ることができます。

しかし、働き方や企業カルチャーも時間とともに変化するものです。一時期は残業が多いといったことや所長の評判など、ブラックであるとの悪評が多かった組織でも、人の入れ替えや改革を実施して大きく変化していることもあるかもしれません。

(2)今のあなたと状況・状態が異なる

(1)でネット検索をすると事務所の評判を確認することができると書きましたが、個々の会計事務所についての評判は企業に比べると少ない傾向にあり、この少ない伝聞を信じてしまいがちです。しかし、その情報は本当なのでしょうか?

また情報が真実だったとしても、実際の職場が、あなたが求める職場やキャリア、価値観に合っているのかも考慮する必要があります。

(3)個人の主観に基づく情報である

ネット上の評価や知人の意見は、個人の主観に基づいています。

その人の経験や価値観、状況によって評価が異なるため、自分の状況やニーズと合致しない情報も含まれている可能性があります。

同じような環境だったとしても、あなたが情報提供者と同じように思うかどうかはわからないのです。

■税理士・会計事務所はどこも同じだと思いこむ

士業とは独占業務であり、各税理士事務所も基本的に事業内容はほぼ同じです。

ただし事務所ごとに得意とする分野や考え方、働き方など、力を入れているポイントは大きく異なります

よくある質問1「どこの税理士・会計事務所も年中、多忙なのでは?」
→ほぼ定時退社の事務所も多数あります。

よくある質問2「どこの税理士・会計事務所も評価基準は曖昧なのでは?」
→人事考課制度を整えている事務所も多数あります。

よくある質問3「どこの税理士・会計事務所も女性は働きにくいのでは?」
→女性が多く活躍する、女性が代表の事務所も多数あります。

よくある質問4「どこの税理士・会計事務所も福利厚生もないのでは?」
→上場企業並みに福利厚生が優れた事務所も多数あります。

このように、今の事務所を基準に業界全体を測ってしまうことは早計です。

実際に転職エージェントにご相談いただくほとんどの方が、税理士・会計事務所求人のバリエーションに驚かれています。

あなたのお悩みを解決できる税理士事務所も必ず見つかります。自己判断してしまう前にぜひ一度、転職エージェントにご相談ください。

■転職が決まる前に退職してしまう

(1)転職が決まる前に退職してはいけない

「よほど現職が耐えられない」「転職活動の時間を設けることができないほど忙しい」ということが無い限り、転職が決まる前に退職することはオススメしません

転職前に退職してしまうと、失業手当で一定の給付はありますが、支給されるまでの期間もありますし、長く続くものではありません。そして保険料や税金についても、これまでは給与天引きの方が多かったと思いますが、それらは全て自己負担となってしまいます。

健康保険については、任意継続やご家族の扶養に一定期間入るという選択もできますが、可能であれば、転職先を決めてからスムーズな引継ぎをすることが理想です。

(2)転職活動は定時以降に

日中はお仕事をしながら、定時以降に転職活動をされることをお勧めします。面接なども、定時以降で調整が可能な場合がほとんどです。

収入が途絶えることによる経済的な負担や、妥協して希望の雇用条件ではないところに転職してしまうリスクを考慮し、よほどのことでない限り、仕事と転職活動は並行してすすめた方がいいと思います。

■まとめ

「今の職場を辞めたい」という気持ちが先走ってしまう前に、できること・しない方がよいことはたくさんあります。また固定概念を持ってひとりで転職活動をすることで、視野を狭めてしまう可能性もあります。

転職エージェントは、当たり前ですが転職のプロフェッショナルです。

  • 業界情報へのアクセス
  • 個人にカスタマイズしたサポート
  • 雇用条件、転職時期などを含めた交渉
  • エージェントコネクションの活用

これらのことをあなたの代わりに行い、ご満足いただける転職をサポートさせていただきます。お悩みがありましたら、ぜひ転職エージェントにご相談下さい。

執筆者プロフィール

ジャスネットキャリア編集部

WEBサイト『ジャスネットキャリア』に掲載する記事制作を行う。
会計士、税理士、経理パーソンを対象とした、コラム系読み物、転職事例、転職QAの制作など。

編集部メンバーは企業での経理経験者で構成され、「経理・会計分野で働く方々のキャリアに寄り添う」をテーマにしたコンテンツ作りを心がけていてる。

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