あの企業の「エース」が登場!「職種」×「働く場所」で未来のキャリアを考える。
連結決算の業務は、グループ会社の担当者と信頼関係を築くことを大切にして進める
バックオフィスとして、自分の興味がある業界に貢献できるというのも経理職の醍醐味だ。元々演劇や歌舞伎が好きだった管野菜々氏は、「会社の事業が自分自身の好きなことなので、情熱を持って仕事に取り組めます。仕事で落ち込むことがあったときは、歌舞伎をみて自分の仕事がここに繋がっているんだと励ましています」と話す。大学時代の就職活動や卒業論文執筆の中で、“数値的な根拠”の重要性を感じていたが、財務諸表などを全く理解できなかったことが会計への道へ進むきっかけとなる。明治大学会計専門職大学院在学中に日商簿記一級を取得し、企業の中に入って現場の経理を経験したいという想いから松竹株式会社に入社した。 密なコミュニケーションが業務改善につながり、さらなる信頼関係が構築される
管野氏の所属する経理部では、社内外に向けて業務改善に積極的に取り組んできたという。自分自身でも効率的に仕事をすることを意識し始めて、四半期決算時の残業時間は以前と比較すると半分程度になったという。システム導入以外にも、エクセルを駆使しマクロを使用するなどして、業務時間が大幅に短縮された。システムを構築していくことで、業務が効率的になり、ミスなども減り、品質も向上するという好循環を生んでいる。 |