あの企業の「エース」が登場!「職種」×「働く場所」で未来のキャリアを考える。
革新的な技術やほかにないサービス、製品によって順調に成長してきたベンチャー企業でも、上場となるとまったく異なった能力が必要となる。そのため多くの外部専門家が関わることになる。なかでも大きな役割を果たすのが主幹事証券会社で、上場までのスケジュール管理や必要な準備、資本政策、金融商品取引所への推薦などを行い、行程をリードする。ほかにも上場準備支援、会計監査を行う監査法人、法的なチェックを行う弁護士、資金を供給するベンチャーキャピタル、審査や事前の相談を受ける金融商品取引所、証券代行や株式事務を行う信託銀行、また証券を印刷する証券印刷会社など、その数は多い。こうした関係者と3年ほどを掛けて上場へとこぎつける。一方、ベンチャー企業側では社内にプロジェクトチームを結成して、主幹事証券会社などからの指示や要請に沿って資料をまとめ提出するなど協調してスムーズに事が運ぶようにしていくことになる。上場を準備するベンチャーは、月次の試算表を10日以内に作成できる体制にする、常勤の監査役を選任して監査役会を置く、就業規則や定款の見直しを行うなど、上場前に達成しなければならない項目は多岐にわたり、全社で一丸となって臨むこととなる。したがって上場準備のプロジェクトメンバーとして必要な能力は、経理・財務・会計の経験・知識はともかく、最も必要なのは社員の結束を固め管理体制を構築するなどのマネジメント能力となる。公認会計士などの資格ももちろんプラスにはなるが、必須ではない。
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