あの企業の「エース」が登場!「職種」×「働く場所」で未来のキャリアを考える。
企業のお金の流れを管理するのが経理部門の仕事。仕訳記帳や売掛金・買掛金管理のほか、月次・四半期・年次の決算、管理会計などが主たる業務となる。上場企業の場合、四半期報告書や有価証券報告書など、開示資料の作成という重要な業務があり、これも経理部門が担う。また上場企業の決算は、連結ベースで行うことが当たり前になっている。経理のプロフェッショナルを目指すなら、公認会計士、税理士、日商簿記などの資格を持っているにこしたことはないが、連結決算や有価証券報告書など開示資料の作成といった実務経験が重視される傾向がある。こうした経理業務に対して顧客企業に関わるコンサルティングファームは、例えば会計業務の改善、予算・実績管理、財務分析、内部統制の強化、M&A後の統合支援、IFRS(国際会計基準)の対応支援など、顧客企業の経営課題解決に直結する提案・サポートを行う。単に戦略構想、業務改革といった分野だけでなく、ITの知識を生かしたシステム構想、構築などを求められることも多く、顧客企業の中に深く入り込んでプロジェクトをリードしていく役割を担う。
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