あの企業の「エース」が登場!「職種」×「働く場所」で未来のキャリアを考える。
企業の経営の中核として、進むべき方向を定める経営企画。経営層と直結して戦略を練る一方、各事業部にそれをブレイクダウンして経営と事業をつなぐ重要な部署として、あこがれを持つビジネスパーソンも多い。各社とも経営企画に置く人員はそれほど多くなくいわゆる少数精鋭だが、昨今のビジネスモデルのライフサイクルの短命化による新規事業立ち上げの必要性、国内市場シュリンクによる海外進出などを踏まえて、ベンチャーでもニーズはある。特にIT、ソーシャルメディア系などのベンチャーでは、成長期のうちに次の一手を打ちたいという思いが強く、CEO直轄ではなく、各事業部に経営企画を置くケースも多くみられる。事業部を束ね、しっかりとハンドリングできる人材を社外を含めて積極的に抜擢する傾向がある。必要な資格などは特にないが、キャリアパスとして即戦力となるのはコンサルティングファーム出身者で、中でもベンチャーの場合はIT系ファーム出身者が採用される傾向が見られる。一方コンサルタント側からしても、顧客企業の戦略を練るのではなく、実際に事業会社で自らの立案した戦略を実行してみたいという要望もあり、ニーズがマッチする傾向がある。
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