あの企業の「エース」が登場!「職種」×「働く場所」で未来のキャリアを考える。
上場を目指す企業にとって監査法人は、証券取引所での上場審査基準の際に必要な「会計監査」を実施する役目を負っており、株式上場に欠かせない専門家集団である。この時チェックする財務諸表などの書類はすべて会社側が作成するが、それには最新の基準に適合していなければならない。その際の指導やアドバイスも監査法人が行うが、「監査」という職種上、直接書類を作成することは顧客企業との関わりを問われることとなるため、あくまで監査法人が行うのは指導と助言である。また上場後に適用される内部統制報告制度(J-SOX)に対応した社内管理体制の構築にも深く関与する。上場を目指す企業にとって重要な資本政策についても監査法人が深くかかわっている。監査法人は経験に基づく知識で、企業が立案する資本政策について助言を行う。また企業は、上場にあたって迅速な月次決算等必要書類の作成を行わなければならないが、こうしたことにも監査法人が適切なアドバイスを行う。上場に際してのこうした監査法人の業務は、ショートレビュー(会計処理の妥当性を調査)、アドバイザリー(財務調査、制度調査に関する支援サービス)に大別することができる。上場準備のプロジェクトメンバーとして必要な能力は、経理・財務・会計の経験・知識はもとより、顧客企業の社員の結束を固め、管理体制を構築するなど、マネジメント能力となる。
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