Career Matrix- キャリアマトリックス（経営企画編）-

あの企業の「エース」が登場！「職種」×「働く場所」で未来のキャリアを考える。

経営企画・管理×大企業（上場企業）

経営と各事業をつなぐ重要なポジション
企業のグローバル化に伴い語学力や柔軟性も重要な素養

CEO、CFOなど経営層と緊密に連絡を取りながら、企業の先行きを左右する経営戦略立案に関わり、その計画やビジョンを環境やステイタスが異なる各事業部、拠点、グループ企業にブレイクダウンし、全体の足並みをそろえていく重要な役割を担う。その醍醐味から、あこがれを持つビジネスパーソンも多い。対象となる業務は、人事、労務、財務、調達、生産、販売、営業など、企業を支えるヒト・モノ・カネすべてに及び、総合的な知識が求められる。

企業活動のグローバル化が進む昨今では、言葉も文化も異なる各国の担当者と連絡を取り合い、経営陣のメッセージを正確かつ迅速に伝達する必要があるため、情報収集力、論理構成力、語学力、コミュニケーション力、実行力がものを言う。また、刻々と変化していく状況に対応していく柔軟性も重要な素養となる。

海外に拠点を持つような大企業でも、経営企画・管理に関わる部署は少数精鋭である場合が多く、経営陣との接点は濃密で大きなやりがいがある。

事業会社の経営企画・管理に至るキャリアパスは、文字通り企業の戦略の立案・実行に関わるコンサルティングファーム、監査法人などが多い。公認会計士、税理士などの資格は必須ではないが、経理・財務・監査といった業務に関わった経歴は大きな武器となる。

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