Career Matrix- キャリアマトリックス（M&A業務編）-

あの企業の「エース」が登場！「職種」×「働く場所」で未来のキャリアを考える。

M&A・再編・再生×コンサルティングファーム

財務会計、税務、法務の知識のほか、各業界に精通することも必要

企業経営にスピードが求められる昨今、M&A（企業の合併・買収）が経営戦略の有力な選択肢となりつつある。
一般的に、新規ビジネスの立ち上げや未参入の国・地域で事業を拡大しようとする場合、ある程度の期間が必要となる。
しかし、すでに当該事業やエリアで一定の基盤を持つ企業を買収することで、その期間を大幅に短縮することが可能になる。これが「M&Aは時間を買うこと」と言われるゆえんである。

M&Aといえば、大企業による新聞を賑わすような大型案件やクロスボーダー（国境をまたいだ）案件が注目されがちだが、最近では中堅・中小企業による案件も増加している。

M&Aにおいて、企業に助言や仲介を行うのがM&Aコンサルタントだ。買い手、売り手のいずれかにアドバイザーとして関わるケースと、買い手と売り手の間を取り持ち、成立まで導くケースがある。

M&Aを支援するコンサルティングファームでは、M&A戦略の策定から、デューデリジェンス（買収監査、資産査定業務）、バリュエーション（企業価値評価）、ディール実行、PMI（M&A後の統合）など、M&Aに関わる幅広いサービスを提供している。

これらを担うM&Aコンサルタントには、会計、税務、法務など広範な知識が求められるほか、各業界に精通していることも重要だ。

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