- 公認会計士試験 論文式合格・会計士補 30代
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profile 過去にメーカーの経理部で働いていた男性。1年半休職し、公認会計士論文式試験に合格。
- Q
- 元々はメーカーの経理部で働いており、この度、1年半の休職の末、会計士試験論文式試験に合格することができました33歳の男性です。
いまから監査法人に就職するのも年齢がいっているかなと思い、監査の道には進まず上場企業の経営企画やIRの部門で働きたいと考えています。メーカー時代には決算に携わっており、個人的には仕事の幅を広げるための転職になります。
業務としては、いままでの仕事と被るところ少ないと思われるので、面接の際に「論文式試験合格」以外にアピールするポイントなどを教えてください。
- A
- 難関試験の合格、おめでとうございます。ご質問を拝見して率直に感じたのは、質問者様にとって必要なのは他のアピール材料ではなく、応募企業に対して説得力を持って説明のできるキャリアビジョンだと思います。
「経理から経営企画へ転職活動をせず、一旦キャリアを中断させてまで公認会計士試験にチャレンジしたのはなぜなのか」
質問者様が経営企画のポジションに応募をされたとしたら、選考担当者はこんな疑問を持つのではないでしょうか。
「おそらく監査がやりたいと思って資格を取ったものの、監査法人への転職が難しいと感じて方向転換をしたのではないか。もしもうちに入社したとしても、どこか監査法人で内定が出るのであればそちらに行ってしまうのではないか」とあらぬ推測をされてしまうかもしれません。
これがマイナスに作用しないように、あらかじめ職務経歴書には公認会計士を目指したことと、今後経営企画(IR)としてキャリアを積んでいきたいことがどのように自身の中でリンクしているのかを記載しておくべきだと思いますし、それがあることで他のアピール材料を記載する以上に書類選考の通過率は上がるのではないかと思います。