公認会計士試験 論文式合格・会計士補 20代
profile 28歳、男性。論文式試験合格者。監査法人への転職を検討中。 
Q
28歳の論文式試験合格者です。3~5年後に転職をするという前提で、監査法人に
就職した際の部門選択について質問があります。

その転職先では数年働き、その後は大手の税理士法人などにさらに転職し、ゆくゆくは
独立を考えています。整理すると独立の前に、①監査法人、②第一の転職先、③第二の
転職先(税理士法人)、④独立の順で考えています。
 
独立するにあたって何かしらの専門性は必要ではないかと考え、一般的な上場企業の監査ではなく、
金融監査やIPOなどといった部門への配属を希望しようかと思っています。
 
このようなキャリアプランについてどう思われるかと、「他の会計士と差別化できる専門性を確立できる」
という観点で、監査法人において選ぶべき部門と、そのあとの上記②の転職先でお勧めがあれば
教えてください。②までの段階で、ある程度の専門性が確保できれば、③の転職はせずに独立を
しようかとも考えています。
 
A
色々とキャリアの選択肢も多く、正解と呼べる道があるわけではありませんが、先ず明確にすべきは、「独立後の在り方」です。場所はどこで、どういったサービスを提供して、お客さんはどう増やすか、他社との差別化はどうするかなど、どのような理想を描くかです。

あくまでも仮の設定でお話をさせていただきますが、ご質問にあるキーワードをいくつか繋ぎ、以下のようなキャリアをイメージしたとします。


「IPO支援に強みを持った税理士法人を地元で開業。税務申告だけでなく、資本政策やIPOの申請書類作成などもサポートし、上場後の開示についても実務支援を行う」

このような今すぐ独立をせずに、転職をして独立に備えることの意義は、

① 提供したいサービスを提供できるようになるための経験・ノウハウ・人脈作り② クライアントを獲得するための経験・ノウハウ・人脈作り

このあたりかと思います。①の目的で言えば、監査法人のIPO部門、IPO支援に特化した税理士法人、ベンチャーキャピタル、銀行・証券、コンサルファーム、IPOを目指す事業会社など、自分が身につけたいと思える領域に飛び込むべきと思います。

②については、同じベンチャーキャピタルや銀行・証券でも、IPOの支援部門というよりは営業部門の方が、直接ベンチャーの経営者やCFOと接点が増えますし、このような営業の方と多数人脈を築くことが将来クライアントの紹介を受けるために必要になります。

特に地方での開業を考えるのであれば地銀や信金などと接点を持つことを考えるのはよいかもしれません。もちろん金融機関だけでなく、コンサルファームや他の士業との連携も有効といえます。

一方、ご質問者様の想定に「大手税理士法人」への転職がありますが、この目指すキャリアにおいては大手税理士法人よりも得られるものが多い転職先が他に多数あると思います。

独立が成功する黄金のキャリアコースが存在するわけではないので、先ずは自分が目指すゴールを設定し、ゴールに向けてどのコースがよいのかをエージェントに相談してみてください。 

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