- 公認会計士試験 論文式合格・会計士補 20代
-
profile 25歳男性。大学卒業後、就職はせずに会計士試験の勉強に専念。この度、見事に合格。
- Q
- この度、公認会計士論文式試験に合格することができた25歳の男性です。
就職先を決めるにあたって質問です。「とりあえずBig4に行っておけ」といった風潮は
あるかと思いますが、本当にそれでよいのでしょうか。
先日通っている受験予備校で、現在は監査法人で働いている予備校OBによる
法人説明会が開催され参加してきました。中堅監査法人も独自性のあるところは、
よいような気がしてきました。
自分に合う監査法人はいまのところよくわからず、とりあえず英語はできないので
クライアントに外資系企業の多そうな監査法人は避けた方がいいのかなといったイメージしかありません。
「お気に入りの企業の監査をしているから」など安直な理由で決めてよいものでしょうか。
また、「■■監査法人は穏やかな人が多い」といった話は聞きますが、そういった話は本当なのでしょうか。
監査法人ごとによって、働く方々の傾向などがあれば教えてください。また選ぶ際の注意点や
気にした方がよい点があれば教えてください。
- A
- 合格おめでとうございます。ここでは個別には触れませんが、たしかにどこどこの監査法人は「穏やかな人が多い」や「体育会系だ」といった噂をネットなどで目にすることもあります。火のないところに煙は立たないことを考えると、根も葉もない噂ではないと思います。
しかしながら、数千人が所属する組織なので、所属する監査チームのマネージャーやパートナー、担当するクライアントによってもチームの雰囲気が変わることを考えれば、あまり気にしすぎない方が良いのではないでしょうか。
一概には言えませんが、大手法人よりも中小法人のほうが評価によっては比較的早い年次でマネージャーやパートナーになる方がいらっしゃるほか、クライアントについてもIPO、外資系、非営利など、法人として色々な特徴を打ち出しているケースもあります。ここはご自身の志向に合わせて選ばれるのが良いと思います。
もちろん思い入れのある企業を監査しているというのは一つの判断軸だと思いますが、その企業に直接関与できる可能性を考えれば、他の軸で選んだ方がキャリア形成の観点からは有意義かと思います。