公認会計士 20代 スタッフ
profile 25歳、男性、公認会計士。大手監査法人勤務。上場企業の経理部への転職を検討中。 
Q
大手監査法人で働く25歳の男性、会計士です。今後、一般の上場企業に転職し、
経理部で働くことを考えています。業界・業種や会社の規模については検討中です。
 
一般企業での経理マネージャーと経理役員(CFO)について、その役割の違いがよく
理解できていないので教えてください。経理の現場を取り仕切るのが経理マネージャーで、
経理の面から会社全体の経営の舵取りをするのがCFOという理解でよろしいでしょうか。
 
会計士が監査法人を辞めて、ベンチャーのCFOになるといった話をたまに耳にします。
この場合、「経理スタッフ→経理マネージャー→CFO」と段階を追って、ステップアップ
しているのでしょうか。

それとも実務などはやらないまま、会社全体の経理まわりの担当ということで、いきなり
CFOになるのでしょうか。人の少ないベンチャーの場合は、CFOが経理マネージャーの
役割も兼ねているという理解でよいのでしょうか。
 
A
おおむねご理解の通りかと思いますが、肩書による役割が明文化されている訳ではないため、企業ごとにその役割は微妙に違っているのが実態です。あくまでも傾向のような一般論にはなってしまいますが、様々な企業のCFOや経理部長、経理マネージャーといった方とお会いしている中での経験則で申し上げさせていただきます。

そもそも経理部門の役割は、一義的には「企業活動を会計基準に沿って記録し、損益計算書や貸借対照表などの財務諸表の作成を行うこと」ではないかと思います。そのうえで納税のため、経営判断のため、投資家のためなど、経理部門で作成された資料が様々な場面で利用されていくことになります。

経理マネージャーや経理部長など、経理部門を任されている方についてはあくまでもこの範囲で、そこに付随する税務や外部開示などの機能ごとに権限を与えられて業務を進めています。当然、企業によって同じマネージャーという肩書でも権限の範囲は異なるので、その企業がマネージャーに何を期待しているのかは面接などで確認していく必要があります。


一方、CFOは最高財務責任者となりますが、企業活動を記録する経理の側面だけでなく、未来に対してどのようにお金を投資していくかという財務の側面も求められます。投資に対してそれに見合ったリターンが得られるかどうかも含めて判断するためには、人件費、設備投資、物流コスト、開発コストなど、各領域にも通じている必要があります。

また、そのために必要となる資金の確保といった問題も発生します。ベンチャーでは経理部長がこういったCFOの役割を果たしている場合もありますし、経営者がこの役割を果たしている場合もあります。これらは一般論ですので、あくまでも個別の企業ごとにご確認ください。 

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