- 公認会計士 20代 スタッフ
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      profile 29歳、男性。公認会計士。大手監査法人勤務。 
- Q
- 大手監査法人に勤務の公認会計士です。法人内の知人が少し前にIPOに関連する
 部署に異動になりました。わたし自身、30歳を前にして、すでに監査の仕事に飽きはじめて
 いることもあり話を聞いているうちに、自分もそのような業務に興味が出てきました。
 
 一口にIPOといっても、さまざまなフェーズや立場で関わることが考えられます。
 監査法人の立場で携わるのか、IPOをする企業の一員としてIPOの実務に携わるのか、
 証券会社で株式公開業務を行うのか。
 会計士としての価値を発揮できるのは、それぞれでどういった局面になるのか、ざっくりでよいので
 教えてください。
 
- A
- 公認会計士の方を採用したいということで、企業よりご依頼をいただいた求人の中で、IPOに関連する業務としてどのようなものがあったかを、まずはご紹介させていただきます。 
 1 監査法人のベンチャー特化部門- 2 事業会社の経理(経営企画)部門 - 3 IPOコンサルティングファーム - 4 ベンチャーキャピタル - 5 証券会社 
 より細かく分けていくことも可能ですが、大きなくくりではこのようなところとなります。
 「会計士としての価値を発揮できる」というコメントがありましたが、上記数字が若いものほど会計士としての価値が発揮しやすいのではないかと思います。
 1は説明が不要かと思いますが、2についても期待されている役割は主に経理・会計面の仕組みづくりや上場申請業務になりますので、会計士として培った経験や知識が比較的活かしやすいと思います。
 3については、サービスの内容として経理・会計面の支援をメインとするものもあれば、資本政策や審査そのもの、規定整備など、直接的に経理・会計に関わらないものまでありますので、会計士以外にもそれぞれの専門性を持った方が多数存在します。
 4、5のそれぞれにも3のコンサルティング機能を持った企業もありますので、3に近い募集が出ることもあります。それぞれベンチャーキャピタリストや引受審査部門などに求められるのは、経理・会計のみならずビジネスそのものへの理解や知見、将来に向けた展望など、幅広い知識やスキルとなります。
 それぞれ専門性の高い業務ですので、会計士としての価値を発揮できるかどうかよりも、「どのような会計士を目指したいか」という視点で比較いただければと思います。
 また弊社では下記のようなセミナーを開催しておりますので、興味のある方はぜひご参加ください。
 IPO有識者たちの「失敗と成功」から学ぶ!マニュアルには絶対載っていない実務ポイントセミナー&炎のパネルディスカッション



 
         
           
            
         
            
 
	






 
     
     
     
    

